最先端の顔認証技術を駆使し運転席に乗り込むドライバーを認識する画期的な機能
マツダの3列シートSUV「CX-80」には、すべてのドライバーに最適なドライビングポジションを提案すべく開発されたマツダ独自の技術「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」が搭載されています。
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同システムは、最先端の顔認証技術を駆使し運転席に乗り込むドライバーを認識して、シート、ステアリング、ミラーやアクティブ・ドライビング・ディスプレイを自動で調整し、快適性と安全性を実現するシステムです。
最適なドライビングポジションの追求は、マツダにとって商品開発の重要な要素である一方、同社がおこなった調査結果では、ドライバーの半数以上は快適性、安全性、操作性をあまり考慮せずに、自らの感覚でシートポジションを調整していることがわかったと言います。

マツダが取り組んでいる人間中心の設計思想とは、ドアハンドルの形状や動作、スイッチ類に触れた時の感触にいたるまで、人間に合わせたクルマづくりを追求すること。その一環として、マツダはドライバーが常に最適なシートポジションを確保する方法を模索したとのことです。
ドライバーは初回登録時のみ、センターディスプレイの表示に従ってコマンダーコントロールで身長を登録。その後、車内のカメラが目の位置を検出し、ドライバーの体格を認識して、ドライバーに合わせて理想的なポジションに自動調節します。

運転後は、エンジンを停止し、シートベルトを外すと、シートとステアリングが自動でスライドし、スムーズに乗り降りができるようになります。
なお、ドライバー・パーソナライゼーション・システムで調整した各ポジションはあくまでも推奨であるため、必要に応じてポジションを変更することも可能です。
マツダは、顔認証テクノロジーをさらに駆使して、運転をスタートする前からドライバーのストレスを低減する方法を探っていくとしており、今後どのような快適装備が開発されるのか注目です。