日産 インフィニティQ45解説

インフィニティQ45は日産が1989年から1997年まで発売した大型高級セダンです。日産の高級車部門であるインフィニティで販売され、日本では初代モデルのみインフィニティQ45の名称が付けられました。「ジャパンオリジナル」というコンセプトのもと独自の価値観を追求して開発されています。

エクステリアはスタイリッシュで個性的です。フロントビューのグリルレスマスク、七宝焼き製エンブレムが独自の雰囲気を強く演出し、インフィニティQ45ならではの強い存在感が光ります。ボディラインは滑らかで、特にリア部分のシルエットは美麗です。ボディサイズは全長5090mm、全幅1825mm、全高1435mmです。

車内は洗練されていて機能面も優れています。インテリアはシックな落ち着いたデザインで統一され、運転に集中できる環境が整っています。また運転席パワーシート、サンルーフ、クルーズコントロールなど快適な走行をサポートするアイテムも揃っています。

エンジンは最高出力280PS(206kW)/6000rpm、最大トルク40.8kg・m(400.1Nm)/4000rpmを発揮する4.5リッターV型8気筒DOHC32バルブエンジンを搭載。4速ATと組み合わさり、軽快で安定した走りを可能としています。また運転席SRSエアバッグ、ABS、後席3点式シートベルトなどの装備も充実しており、安心してドライブを楽しめるのも魅力です。

現在の日産のインフィニティQ45の中古車価格は、平均で約82万円です（2020年5月調べ）。活用シーンの多い人気のセダンなので、車体の状態が良好なら早期購入を検討しても良いでしょう。