2リッター/2.5リッター水平対向エンジンを設定

 北米仕様の新型インプレッサのパワーユニットは2種類。振動や騒音を低減することで動的質感が向上した2リッター水平対向4気筒エンジン(152hp/145lb-ft)と、新グレード「RS」には2.5リッター水平対向4気筒エンジン(182hp/178lb-ft)が搭載されます。

スバル新型「インプレッサ RS」(米国仕様)

 また、2ピニオン電動パワーステアリングを採用。なめらかでリニアなトルク伝達を可能とし、ダイレクトで自然な操舵感や、応答遅れのないスポーティなステアリングフィールを実現しました。

 従来モデルで初搭載した「スバルグローバルプラットフォーム」をさらに進化させ、フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性アップなど、動的質感が向上しています。

 AWDシステムは、「アクティブトルクスプリットAWD」の制御を刷新し、応答性やハンドリング、コーナリング性能が向上。日常使いのさまざまな走行シチュエーションで、意のままに操れる快適な走りを可能にしました。

 さらに、骨盤を支えるシート構造を採用。仙骨を押さえることで、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぎ、ステアリング操作にともなうロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも快適な乗り心地をを実現しています。

 新型インプレッサの安全機能としては、新世代アイサイトが全車に標準装備されます。視野角を従来型の約2倍に拡大。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようになりました。

 また、電動ブレーキブースターを採用し、プリクラッシュブレーキで自転車の急な飛び出しなどへの応答性が向上。全車速追従機能付クルーズコントロール使用時の、急な先行車の割り込みなどに対する素早い減速も実現しています。

 加えて、後席シートベルトリマインダーを全車に標準装備。車両から降りる前に、後席確認の案内をすることで、後席の子どもやペットの置き去りを防止します。

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 新型インプレッサは2023年春以降に米国市場への導入が予定されており、世界各国の市場へ順次、導入されることになります。

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