四駆に強いスバルのSUVとして悪路走破性も追求

新型ソルテラのAWDシステムは、前輪と後輪をそれぞれ別のモーターで駆動する、BEVならではの新システムを採用しました。

スバルが長年蓄積してきた4つのタイヤを緻密に制御する技術と、モーターによって可能になった高い応答性や自在な前後駆動力配分を活かし、4輪のグリップ力を最大限に使った安心感の高い走りを実現します。

世界初公開されたスバルの新型BEV「ソルテラ(プロトタイプ)」

 加えて、従来のスバルSUVと同様に、悪路での安心感を高める「X-MODE」を搭載。悪路でも車両を安定させながら一定速度での走行を可能にする「Grip Control」を追加することで、走破性をさらに強化しました。

 安全性においては、ボディ各部位の骨格形状の工夫や材料強度を最適化することにより、軽量化と高い衝突安全性能の両立を実現。

 万が一の衝突の際は、複数のボディ骨格に荷重をスムーズに伝達する構造で効率的に衝突エネルギーを吸収し、乗員を守ることはもちろん、高い安全性が求められるBEVの高電圧機器も保護します。

※ ※ ※

 新型ソルテラは、2022年年央までに日本、米国・カナダ、欧州、中国などに導入を開始する予定です。

●スバル新型ソルテラ(日本仕様)の諸元表

【ボディサイズ(パッケージ)】
 ・全長:4690mm
 ・全幅:1860mm
 ・全高:1650mm
 ・ホイールベース:2850mm
 ・室内長:1940mm
 ・室内幅:1515mm
 ・室内高:1145mm(ガラスルーフ仕様)/1160mm(ノーマル・ソーラールーフ仕様)
 ・車両重量:1930kg~(FWD車)/2020kg~(AWD車)
 ・最小回転半径:5.7m
 ・最低地上高:210mm

【走行性能】
 ・最大出力(フロントモーター):150kW(FWD車)/80kW(AWD車)
 ・最大出力(リヤモーター):80kW(AWD車)
 ・最大出力(システム):150kW(FWD車)/160kW(AWD車)
 ・動力用電池種類:リチウムイオン電池
 ・動力用電池総電圧:355V
 ・動力用電池総電力量:71.4kWh
 
【充電性能】
 ・AC充電器最大出力:6.6kW
 ・DC充電最大出力:最大150kW

【足回り・その他】
 ・ステアリング:ラック平行式電動パワーステアリング
 ・サスペンション形式[前/後]:ストラット式コイルスプリング/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
 ・ブレーキ[前/後]:ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
 ・駆動方式:前輪駆動/全輪駆動
 ・タイヤサイズ:235/60R18(FWD車)235/60R18・235/50R20(AWD車)
 ・乗車定員:5人

PHOTO GALLERY【画像】これがスバルの新型BEV「ソルテラ(プロトタイプ)」(34枚)

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