ルノー セニック解説

セニックはルノーが1996年から2016年まで販売していたコンパクトカーです。

ルノーを代表する小型前輪駆動車であるメガーヌ のミニバン仕様で、車名のセニックは、フランス語で「景色」を意味します。セニックは、日本における販売を2016年に終了しましたが、欧州では2016年に登場したシリーズ4代目となるモデルが、現在でも販売されています。

エクステリアは、2ボックス型の流麗なフォルムに仕上げながら、ミニバンとしては非常に優秀なCd値0.32の空力特性を実現しました。

ボディサイズは全長4343ｍｍ、全幅1844ｍｍ、全高1636ｍｍで、ホイールベースは2700ｍｍです。

インテリアは、デジタルメーター式センターメーター及び液晶ディスプレイであるTFTスクリーンを装備している点が特徴的です。

ボディタイプは、オールヒンジ式ドア採用の5ドアで、室内は2列シートの5人乗りとなっています。

パワートレインは、ガソリンエンジンに1.4リッター、1.6リッター、2リッターの3種類を、ディーゼルエンジンに、1.5リッターと1.9リッターの2種類を搭載しています。組み合わされるトランスミッションは、6速MT、6速AT、CVTの3タイプから選択が可能です。サスペンション形式は、フロントにマクファーソンストラット式を、リアにトーションビーム式を採用し、駆動方式はFFのみを設定しています。

現在、セニックは市場に出回る台数が少ない状態となっています（2020年6月調べ）。もし購入を検討されている方は、セニックの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。