ダイハツ ミラジーノ解説

ミラジーノは、1999年から2009年までダイハツから販売されていた軽自動車です。初代は5代目ミラの派生モデルでしたが、2代目は6代目ミラを基にしつつも独立したモデルとなりました。

2代目ミラジーノは、ミラのパッケージングや利便性といった特徴を継承した上で、ターゲットユーザーの「友達感覚の仲良し親子」をはじめ、時代にとらわれない感性を持つ人に向けた軽乗用車として開発されました。

どこか懐かしさを感じるクラシカルなエクステリアで、大型のフロントメッキグリルや丸型ヘッドランプなどが特徴的です。フロントピラーを立ててリアピラーを前傾させたシルエットや、ボディの凹凸を抑えることでモダンなスタイルを体現しています。ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1515mmです。

インテリアは、「統一感と仕立ての良さにこだわったインテリア」というコンセプトを反映し、インパネ、シートなどは丸や楕円をモチーフとした形に揃えられ、安心感を与える室内になっています。シートの素材には肌触りが良く、毛足の長いベロア調の生地を採用。ロマンティックローズのインテリアカラーがラグジュアリーな雰囲気を演出します。もう一つの個性であるMINILITEには、MOMO革巻きステアリングホイールやメッキ文字2眼メーターを採用。エレガントブラックの色味に合わせて、スタイリッシュなデザインとなっています。

エンジンはEF-VE型の660ccツインカムDVVT3気筒エンジンを搭載し、トランスミッションは4速ATが設定されています。

中古車市場では、平均価格27.4万円です(2020年4月調べ)。オリジナリティのある軽自動車を求めるかたにはおすすめのクルマでしょう。