ダイハツ エッセ解説

エッセは、ダイハツが2005年から2011年まで発売した軽自動車です。

車名のエッセは、英語で「不可欠なもの」を意味する「essential」を由来として名付けられました。

エッセは、「シンプルでおしゃれなカジュアルミニ」をコンセプトに軽自動車の在り方を追求して開発されました。開発の背景には、扱いやすく経済性に優れたスモールカーへの社会的なニーズの高まりと、「贅沢とは違う、さりげないこだわり」でセンスの良いライフスタイルを求める人々が増加したことがあります。経済性に優れたおしゃれな軽自動車として、流行よりも自分らしい生き方で日々を楽しむユーザーに合うクルマとして誕生しました。

エクステリアには安定感のある台形スタイルを採用し、水平基調のラインを組み合わせたシンプルなデザインに仕上がっています。インテリアは大きくて確認しやすいセンターメーターや、配置やサイズを工夫したスイッチ類などにより、一目で機能が分かるすっきりと扱いやすいデザインに仕上がっています。カラーバリエーションも、メーカーオプション含め8色のカラーバリエーションで自分らしい車体色を選ぶことができます。ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1470mmとコンパクトです。

660ccのKF-VE型エンジンは、スムーズな発進や加速、あらゆる道でのきびきびと軽快な走りといった軽自動車に最適な走行性能を実現します。トランスミッションは5速MTもしくは4速AT、3速ATが設定されています。

中古車市場では、平均価格21.5万円で流通しています。状態の良い車両と出会ったら、早期の購入をおすすめします。(2020年4月調べ)