フォルクスワーゲン パサートCC解説

パサートCCはフォルクスワーゲンが2008年から2012年まで販売していたセダンです。

「CC」は「コンフォートクーペ」を意味し、同車はフォルクスワーゲンの上級セダンであるパサートをベースにして開発された、フォルクスワーゲンで初めての4ドア4シータークーペモデルとなります。

パサートCCは、車高を低く落とし、車幅を広めにデザインされたスタイリッシュなボディが特徴で、パサートからボディ設計およびデザインを新たにしています。緩いカーブを描く流麗で上品なプロポーション、「トルネードライン」と呼ばれるキャラクターラインにより、従来のフォルクスワーゲンにはないエレガントかつパーソナルなスタイルのクルマに仕上がっています。車体は全長4815ｍｍ、全幅1855ｍｍ、全高1425ｍｍと、広々とした室内スペースを実現しています。

パワートレインはグレードによって2種類あり、「2.0TSI」は低燃費かつ高性能な2リッターTSIに6速AT、「V6 4モーション」は3.6リッターV6 FSIエンジンに新世代トランスミッションである6速「DSG」がそれぞれ設定されています。また、「アダプティブシャシーコントロールDCC」が全車に標準搭載されており、変化し続ける路面状況に応じてサスペンションの減衰力をコントロールし、いつでも最適な乗り心地を提供します。

現在、パサートCCの中古車価格は約64万円とお求めやすい値段になっています（2020年5月調べ）。エレガントなセダンの購入を検討している方におすすめです。