フォルクスワーゲン イオス解説

イオスは、フォルクスワーゲンが2006年から2009年まで販売していたクーペ・オープンモデルです。車名は、ギリシア神話の「暁の女神」である「Eos」に由来します。

イオスは、フォルクスワーゲン初の電動リトラクタブルハードトップを持つ全天候型のカブリオレクーペで、一台でクーペ、カブリオレ、ガラススライディングルーフといった3役を演じるルーフが一番の特徴です。このルーフは世界初の5分割式ルーフとなっており、25秒で開閉が可能。天候や場所に合わせてフルオープン、クローズドクーペに変幻自在であるほか、チルト機構付ガラススライディングルーフとしても利用できます。

ボディサイズは全長4410ｍｍ、全幅1790ｍｍ、全高1435ｍｍとコンパクトなサイズながら、広々とした室内空間とトランクを有しています。 また、エクステリアデザインは、フォルクスワーゲン特有のクロームのワッペングリルに加え、丸型と台形を組み合わせたユニークなフォルムのヘッドランプといった新しいデザインを採用。フォルクスワーゲンの誇る高い技術力が垣間見える、エレガントで洗練されたスタイリングです。

パワートレインは、200PSの2リッターT-FSIエンジンと250PSの3.2リッターV6エンジンを搭載する2グレードを用意。スポーティで上品な走りと、快適な乗り心地を実現しました。

現在、イオスの中古車販売価格は、約89万円です（2020年5月調べ）。コンパクトながらスポーティで全天候型のカブリオレクーペのご購入を検討している方に、おすすめです。