フォルクスワーゲン クロスポロ解説

クロスポロはフォルクスワーゲンが2006年から2018年にかけて販売していたコンパクトSUV・クロカンです。同車は、欧州で2003年に発売された「ポロファン」を、「ポロ」シリーズの2005年のビッグマイナーチェンジに合わせて改良し発売されました。

クロスポロの最大の特徴は、ファッション性に富んだエクステリアとインテリアにあります。シルバーに色付けされたアンダープロテクター風のクロスポロ専用のバンパーや、ボディ下部を取り囲むように装備されている樹脂性のホイールハウスエクステンション／サイドスカート、さらにシルバーのルーフレールとドアミラーが個性を主張しています。また、専用サスペンションと大きな17インチアルミホイールによって、よりアクティブな走行を可能にしました。

ボディサイズは全長4000ｍｍ、全幅1710ｍｍ、全高1505ｍｍとコンパクトに仕上がっています。また、クロスポロは、1.2リッターTSIエンジンを採用。排気量は小さいながらも、直噴システムにターボ過給を組み合わせたことにより、自然吸気エンジンの1.8リッタークラスに相当する175Nmという最大トルクを、1550回転という低いエンジン回転域から発揮。これにより、0-100km/h加速は9.9秒と、軽快な走りを実現しました。トランスミッションは7速DSGを設定しています。

現在、クロスポロの中古車販売価格は、約84万円と非常にお求めやすい値段になっています（2020年5月調べ）。ファッション性に富んだコンパクトカーの購入を検討している方に、おすすめです。