トヨタ スプリンターシエロ解説

スプリンターシエロはトヨタが1987年から1991年まで発売したセダンです。

6代目スプリンターで設定した、従来の5ドアリフトバックに代わるスプリンター専用モデルとしてスプリンターシエロは誕生。5ドアのハッチバックであることには変わりはないですが、スペイン語で「天空」を意味するシエロの名が示すように、リアピラーをガラスでカバーした開放的なキャビンが特徴のクルマです。また車名のスプリンターは、英語で「短距離走者」という意味に由来します。

高い車両基本性能はもとより、内外装品質から操作性、心地のいい音色、シートやドアトリムおよびインストルメントパネルセーフティパッドの肌触りにいたるまで、細かく行き届いた設計により、乗る人に深い満足を与える高い感性品質を実現。ボディサイズは全長4215mm、全幅1655mm、全高1360mmです。

エンジンは4気筒DOHC16バルブのガソリンエンジンを搭載し、抜群の車両性能によるFun To Driveを可能としています。またクルマの基本性能を十分に発揮させ、優れた静粛性を確保するためにも、ボディ剛性を大幅に向上。コンピューター構造解析の徹底活用により、骨格構造、部材の断面形状およびパネルの面系状などを最適化し、振動特性を考慮したボディ各部の最適剛性を追求し、振動や騒音の少ないボディ構造としています。

現在、スプリンターシエロは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、スプリンターシエロに出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。