日産 セドリックワゴン解説

セドリックワゴンは日産が1983年から1999年まで販売していたステーションワゴンです。セドリックの6代目となるY30型系が最終モデルとなります。姉妹車に「7代目グロリアワゴン」があります。セドリックワゴンの特徴として、セダンやワゴンやバンタイプといったボディのラインナップの豊富さが挙げられます。

角ばったフォルムのクラシックな雰囲気今でも根強い人気をもっています。セドリックワゴンのなかでも特徴的なのがウッドパネル仕様車です。セドリックワゴンの長いサイドシルエットに映えるウッドパネルのスタイリングがアメリカンな雰囲気を醸し出します。ボディサイズは全長4690mm、全幅1690mm、全高1500mmです。

上位グレードには前後の座席にパワーシートや雨天感知ワイパー、高級オーディオシステムなどが装備され、ラグジュアリーな室内空間を演出。また、最上位グレード「SGLリミテッド」ではコラムシートを使用することで、最大乗車定員を8名にすることが可能です。

セドリックワゴンは、国産車で初めてV型6気筒エンジンを採用。2リッターのVG20E型と2リッターターボのVG20ET型、3リッターのVG30E型と3リッターターボのVG30ET型、そしてディーゼルエンジンの2.8リッターRD28型がラインナップされていました。トランスミッションは4速AT、5速MT、4速MTの3種類で、一部でコラムシフトが採用されています。

現在のセドリックワゴンの中古車市場での平均価格は、約76.3万円となっています。中古車市場に流通量が少なく、状態の良い個体が少なくなっていきている為、セドリックワゴンをお探しの方は早めのチェックをおすすめします。