ダイハツ YRV解説

YRVは2000年から2005年までダイハツで生産・販売されたコンパクトカーです。

車名の由来となっているYRVは「Youthful」、「Robust」、「Vivid」 頭文字を取った造語です。それぞれ、若々しいスタイリングとたくましいボディ、そして鮮明な運動性能を表し、走りに重点を置いた「速さのカイカン」を提案しています。

エクステリアはスペーシーとスポーティが組み合わさったダブルウェッジスタイルを採用。前後のドアで大胆に切り替えられたベルトラインがそれを体現しています。また、センターレリーフから左右へなだらかに傾いた鋭いフロントデザインや独特のリアコンビランプ、さらにホイールアーチの膨らみあるデザインなど、安定感のある仕上がりです。

ボディサイズは全長3765mm、全幅1625mm、全高1535mmという取り回しのしやすいコンパクトな大きさです。にもかかわらず、フロントシートの座面から天井までは1055mmと、十分な空間を確保し、シート座面高は一般的なセダンよりも高い585mmで、スムーズに乗り降りが可能になっています。

エンジンは高トルク・低燃費・低公害を実現する1.3リッターのK3-VET、K3-VEもしくは1.0リッターEJ-VEを搭載。トランスミッションは4速ATまたは5速MTが設定されています。

現在、ダイハツYRVを中古車で購入したい場合、平均で約28万円というリーズナブルな価格帯となっています。(2020年4月調べ)

良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。