パッセンジャーを包み込む上質なインテリア

 新型ソルテラの内装で注目されるのは、スバル初採用となるトップマウントメーターです。

 運転席に座ってみると、ステアリングは今までの大きさから若干小径になっており、コンパクトな印象を受けます。

 そして視線の先にトップマウントメーターが備わり、目線を大きく移動させなくても必要な情報が目に入るようになっていると感じられました。

 ステアリングポストの上にはドライバーモニタリングシステムのセンサーとカメラらしいものが設置され、赤いランプを確認することができます。

スバル新型「ソルテラ」の内装

 12.3インチの大画面マルチメディアシステムを搭載したインパネは先進的で、ファブリック仕上げのダッシュボードは上質な仕上がりを感じられます。

 大型マルチディスプレイの下には特徴的なシフトレバーというか、ダイヤルが用意されています。押し下げてから左右に回すことで「D」と「R」を切り替えるシステムを採用されました。

 また、センサー式のタッチパネルでエアコンやシートヒーター、シートベンチレーションなどの操作ができますが、温度や風量の調整などは物理スイッチも残っています。

 スバルSUVのAWDシステム「X-MODE」が新型ソルテラおよび新型bZ4Xに搭載されますが、切り替えスイッチもシフトレバー横に配置され、正面のパネルで「SNOW/DIRT」、「DEEP SNOW/MUD」の切り替えの確認ができます。

 また、新型ソルテラには登坂・降坂アシスト機能を備えた「Grip Control」が新たに備わり、どのようなシーンでも頼もしい性能を発揮してくれるようです。

 車両の周辺を360度確認できるカメラや自動駐車機能なども装備され、安心・安全に乗ることができるようにもなっています。

 展示車のシートは前後ともにレザーとなり、パンチングが施されて通気性の良さも考慮されていました。

 前席はシートベンチレーション機能も装備されており、快適性は抜群に上がっています。

 後席は6:4分割可倒式を採用。前方に倒したとき、シートの厚みがあることで残念ながらフラットにはなりませんが、ラゲッジスペースと合体させれば大きな荷物も余裕で飲み込むスペースが広がります。

 ラゲッジスペースはフロアパネルが2段式になっており、積載する荷物の量に応じて変えることも可能。

 ラゲッジスペース右側には、AC1500Wの電源とスイッチが用意され家電を使うこともできます。左側にはharman/kardonのサブウーファーがセットされ、高音質な音楽を楽しむこともできます。

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 米国では早くも新型ソルテラの予約が開始され、2022年夏に発売されるといいます。

 日本仕様については現時点で明かになっていませんが、2022年年央の発売に期待が膨らみます。

PHOTO GALLERYスバル新型「ソルテラ」の実車を激写! EVのボンネットのなかはどうなってる?(46枚)

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