「WRCを感じてもらいたい」 大盛り上がりの「ラリー北海道」で語ったモリゾウの本音とは
ラリー北海道は「ありがとうだらけ?」 モリゾウの「ジャパンラブ」が再燃!?
今回のラリー北海道では8日に帯広駅前でセレモニアルスタートが行われました。
ここではゲストとしてモリゾウさんがスピーチし、「今回の北海道では沢山の『ありがとう!』を頂きました。こんなにありがとうを頂いてモリゾウは『ジャパンラブ』です」とコメント。
かねてからモリゾウさんは、色々なチャレンジに対して様々批判を浴びてきたこともあり、ジャパンラブが薄れていたと言います。
そうした中で今回の北海道では多くの観客からの「ありがとう」によりジャパンラブが再燃してきたようです。
実際にラリー北海道では、SSで観戦する人、リエゾンで応援する人など数名から「モリゾウさんがきてくれて『ありがとう』という感じですね」、「普段は新井選手のファンなんですが、新しいクルマを出したり、ラリーを盛り上げてくれているのはモリゾウさんの影響が大きいので『ありがとう』と言いたいです」という声が聞かれました。
このことについてモリゾウさんに話すと、次のように話してくれました。
「今回、色々な人に『ありがとう』と言ってもらえてよかったですね。
これまで大手メディアや様々な所がモリゾウ(豊田章男)に対して嘘や批判を浴びせてきました。
こっちは『自分以外の誰かのため』と思って行動してきたのに批判されると嫌になりますよね」
このようにモータースポーツ、そしてラリーを盛り上げたいという想いを原動力に幅広い分野でチャレンジしているモリゾウさん。
ちなみに、今回のラリー北海道の日程では、ギリシャでWRC、富士でWECが行われています。
そんな状況の中でモリゾウさんは「ギリシャのラリーからだとラトバラ代表と春名CEO、そしてモリゾウプリンシパル(チーム代表)と北海道に連れてきて、ギリシャの皆さんごめんなさい。だけど、『チームトヨタ』は現場力。だから上が抜けたところで現場が強いから『素晴らしい。ラリー期待してるよ。』と伝えたいですね」と語るなど、日本に居ながら各カテゴリも気にしていました。
そしてWRCではロバンペラ選手/ハルットゥネン選手が優勝し、エルフィン選手/マーティン選手が2位。WECではコンウェイ選手/小林選手/ロペス選手が優勝し、ブエミ選手/ハートレー選手/平川選手が2位となり、同時開催された3つの選手権でトリプル1-2フィニッシュを達成し、現場力の高さを見せつけました。
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様々な想いが交差した今回ですが、ラリー軸ではWRCの2023年シリーズ最終戦「ラリージャパン2023」が、11月16日-19日に愛知県、岐阜県で開催されます。
前述のモリゾウさんのジャパンラブがこもったラリージャパンがどのような大会となるのか、大きな期待が寄せられます。