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【全体マップ&SS解説】ラリージャパン2023はどこで何が起こるのか?

くるまのニュース編集部

ラリージャパン2022はここを走った! おさらい!

Day1:2022年11月10日(木)

・17:43開始 SS1「鞍ケ池SS(Kuragaike Park)」 鞍ケ池公園(豊田市)

観戦エリア開場時間:16:00~20:00
観戦エリアへのアクセス方法:バス送迎

 鞍ケ池SSは、昨年のTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジで勝田貴元選手がデモランをおこなった鞍ケ池公園に観戦エリアを設置しています。

 ラリーカーを間近で見られるポイントもあり、かつ地元のファミリーが楽しめるスポットとして知られている鞍ケ池公園ですので、ラリーを初めて観る方にも楽しめる観戦エリアです。フォーラムエイト・ラリージャパン2022のスタートSSを飾るナイトセッションです。

 鞍ケ池公園への入場は、新豊田市駅西側ロータリーを発着場とする観戦チケット購入者用無料シャトルバスが利用できます(公園内の駐車場はご利用できません)。

Day2:2022年11月11日(金)

・7:03/13:27開始 SS2/5「伊勢神SS(Isegami’s Tunnel 1/2)」 旭高原元気村(豊田市)

観戦エリア開場時間:10:00~17:00(7:03開始のSS2は観戦不可)
観戦エリアへのアクセス方法:自家用車乗り入れ

 SS2とSS5が開催される伊勢神SSですが、SS2は早朝の移動が必要なためSS5のみが観戦可能なSSとなっています。

 観戦エリアは元気村内の牧場の中となります。コースはその放牧沿いを走行する設定です。

 観戦ポイント(A)からは、ラリーカーの豪快なコーナーへの進入から脱出までの一連の走りが楽しめます。巧みにマシンをコントロールするラリードライバーのテクニックは見どころです。

 旭高原元気村はレストランをはじめさまざまな施設が充実しています。遊具などもあり、ご家族連れでも楽しめるほか、敷地内駐車場からは、御嶽山や恵那山などの雄大な山々の絶景を眺めることができる自然あふれる観戦場所となります。

・8:01/14:25開始 SS3/6「稲武SS(Inabu Dam 1/2)」 黒田ダム(豊田市)

観戦エリア開場時間:4:30~17:30
観戦エリアへのアクセス方法:パーク&ライド(指定場所へ自家用車駐車後、バス送迎)

 SS3とSS6が開催される稲武SSは、「黒田ダム観戦エリア」と「旧駒ケ原分校観戦エリア」の2か所が観戦エリアとして設定されています。

 黒田ダム観戦エリアは、コーナーの内側の林野地帯に設定されています。ラリーカーの迫力あるコーナーワークとフルブレーキングを観ることができるポイントであり、静寂な山林の中を疾走するラリーカーの姿は、まさに自然の中を駆け抜けるラリーの醍醐味を感じることができます。

 黒田ダム観戦エリアは、夏焼グラウンドを拠点とし、自家用車を駐車後シャトルバスに乗車するパーク&ライド方式を利用して入場します。

 シャトルバスは7月にリニューアルオープンした道の駅「どんぐりの里いなぶ」を経由し、道の駅に立ち寄ることも可能です。一本目のSS時は、自家用車駐車場から観戦エリアへは経由しません。

・8:01/14:25開始 SS3/6「稲武SS(Inabu Dam 1/2)」 旧駒ケ原分校(愛知県設楽町)

観戦エリア開場時間:5:00~17:00
観戦エリアへのアクセス方法:自家用車乗り入れ

 稲武SSの設楽町内にある観戦エリアとなる「旧駒ケ原分校観戦エリア」は、自家用車の直接乗り入れが可能となります。

 ここでの観戦ポイントは大きくふたつあります。

 まずひとつ目は、農園レストラン「ばんじゃーる駒ヶ原」を豪快に左折した後、黒田川沿いに走る直線加速区間となり(A~C)、その川沿いと反対側にある遊べる花屋前に設定された観戦ポイント(D)では、ラリーカーの全開走行が楽しめます。

 そこからシケイン状にルートをたどると次の観戦ポイントとなる旧駒ヶ原分校前へ(E)。目の前を駆け抜けるラリーカーの走りを楽しむことができます。比較的長い時間、ラリーカーの走りを追いかけることができるポイントです。

・8:59/15:23開始 SS4/7「設楽SS(Shitara Town R 1/2)」 面ノ木ピット(愛知県設楽町)

観戦エリア(駐車場)開場時間:6:00~
観戦エリアへのアクセス方法:自家用車乗り入れ

 SS4とSS7が開催される設楽SSでは、観戦エリアは2か所。「面ノ木天狗棚観戦エリア」と「名倉・東部観戦エリア」が設けられます。

 面ノ木天狗棚観戦エリアは、県道80号東栄稲武線のなかでも、通称「天狗いろは坂」と呼ばれるつづら折りの峠道区間に位置します。

 面積の約9割が山林を占める設楽町の雄大な自然の中で、テクニカルなヘアピンカーブを一流ドライバーによる確実なブレーキング・ハンドリングによって駆け抜けていく様子を間近で見ることができます。

 観戦エリアは先着100人まで。駐車場は約50台の駐車が可能で、観戦エリアまではおよそ900mを徒歩で移動します。設楽町の担当者によると標高が高く冷えるので、防寒対策が必要とのことです。

・8:59/15:23開始 SS4/7「設楽SS(Shitara Town R 1/2)」 名倉スポーツ広場(愛知県設楽町)

観戦エリア(駐車場)開場時間:6:00~
観戦エリアへのアクセス方法:自家用車乗り入れ

 名倉・東部観戦エリアは、奥三河広域農道を通過。「ささくれもみじ街道」の愛称がつけられており、紅葉をバックにのどかな田畑の周りを疾走するラリーカーは観戦者の印象に強く残るでしょう。

 また、観戦エリアの前を通過する直前には約90度の直角左コーナーが設けれており、強いブレーキング後のフル加速を間近で見ることができます。

 観戦エリアは150人が収容可能。駐車場は約130台の駐車が可能で、観戦エリアまではおよそ約2.3kmを徒歩移動となります。防寒対策と長距離を歩くことのできる靴や服装が必要です。

Day3:2022年11月12日(土)

・7:12/12:42開始 SS8/11「額田SS(Nukata Forest 1/2)」 千万町楽校(愛知県岡崎市)

観戦エリア開場時間:5:00~17:00
観戦エリアへのアクセス方法:パーク&ライド方式

 額田SSの観戦エリアは、拠点となる千万町楽校付近のエリアと、その楽校の前を流れる乙川沿いに設定した観戦エリアのふたつとなります。

 直線ではないものの、なだらかなカーブが続くコースのため、ハイスピードセクションとなり、全開で加速していくラリーカーを見ることができそうです。

 SSとSSの間には、岡崎市がトークショーなどさまざまなイベントを計画しています。

・8:08/13:38開始 SS9/12「三河湖SS(Lake Mikawako 1/2)」 三河湖(愛知県豊田市)

観戦エリア開場時間:6:30~17:00
観戦エリアへのアクセス方法:パーク&ライド方式及び自家用車乗入れ

 三河湖SSは、前半は林道コース、中盤から後半は集落を駆け抜けるスペシャルステージです。

 観戦エリアは、勝負どころとなる観光施設「手づくり工房山遊里」の裏手にある農道となります。

 狭い斜面に水田が重なる棚田を背景にラリーカーが疾走するシーンや、セントラルラリーで有名になった熊野神社の前を通過するシーンは、日本から世界へ発信できるフォーラムエイト・ラリージャパン2022の象徴的なシーンとなるでしょう。

 観戦エリアまでのアプローチにあわせて券種は2通りあるため注意が必要です。

・9:03開始 SS10「新城SS(Shinshiro City)」 鬼久保ふれあい広場(愛知県新城市)

観戦エリア(駐車場)開場時間:5:00~14:30
観戦エリアへのアクセス方法:パーク&ライド方式及び自家用車乗入れ

 新城SSは全日本ラリー選手権でも最大規模の大会である「新城ラリー」が開催される市。観戦チケットは新城市民限定となり、地域に密着した特別な観戦エリアとなるでしょう。観覧席は5か所の展開です。

「観覧席1」は競技車両を1番長く観られる芝生エリアで、約300mの直進後、キツい左コーナーを通過する様子が見られます。「観覧席2」はスタート直後の急カーブを観覧可能。競技車両が1番間近に観られるエリアで、ラリーカーの迫力のあるエンジン音や風を感じることができます。

「観覧席3」は今回のラリージャパンでも特にマニア向け!スタート前の競技車両を眺めることができ、手に汗握る緊張が伝わってきます。「観覧席4」は先着200名までの早いもの勝ち。丘の上からラリーカーを眺める場所となり、パブリックビューイングも設置されるため、他の開催地の情報も見られる貴重な場所です。

「観覧席5」は新城うまいもん市場やバス乗降場、お手洗いからも近く、小さな子どもも安心して楽しめる場所です。

・15:35開始 SS13/14「岡崎SSS(Okazaki City)」 乙川河川敷(愛知県岡崎市)

観戦エリア開場時間:13:00~20:00
観戦エリアへのアクセス方法:公共交通機関

 名鉄名古屋本線「東岡崎駅」から徒歩12分の好立地にある河川敷で開催される市街地SS。今大会では唯一のSSS(スーパースペシャルステージ)で、2台同時に走行するSSとなります。

 コース長は約1.3kmのショートSSで約60秒以内のタイム合戦が繰り広げられます。観戦場所はSSコースの対岸(左岸)。約5000名が観戦できる広大なエリアとなっています。

 短い区間ですが、唯一スタートからゴールまで見渡せるセクションとなります。また、チケットゲートの外にはキッチンカーやブースなどが並ぶイベントエリアも企画されており、特に盛り上がることが予想される観戦エリアです。

Day4:2022年11月13日(日)

・8:08/14:18開始 SS15/19「旭高原SS(Asahi Kougen/Wolf Power Stage)」 旭高原元気村(愛知県豊田市)

観戦エリア開場時間:11:00~17:00(8:08開始のSS15は観戦不可)
観戦エリアへのアクセス方法:自家用車乗り入れ

 SS15とSS19が開催される旭高原SSですが、観戦についてはSS19の「Wolf Power Stage」のみとなっています。SS19は、SS2/5の伊勢神SSと同地域でおこなわれます。

 観戦エリアとなるのは旭高原元気村内の牧場の中となります。コースは伊勢神SSとは逆で、その牧場沿いを走行する設定となっています。走行2本目となる14:18からの走行SS19は、SS上位選手には特別にポイントが与えられる「ウルフ パワーステージ」となります。

 フォーラムエイト・ラリージャパン2022の最後を飾る決勝ステージとなり、さらにWRC2022年シーズンの最後を飾るSSとなります。緊迫感ある走りを目にすることが可能です。

 また、SS終了後には「パワーステージ表彰」が行なわれます。

・9:07/11:48開始 SS16/18「恵那SS(Ena City 1/2)」 恵南林道(岐阜県恵那市)

観戦エリア開場時間:7:00~15:00
観戦エリアへのアクセス方法:パーク&ライド方式

 恵那SSの観戦エリアはSS終盤の山岳エリアである「恵南林道観戦エリア」となります。

 山の上から全体を俯瞰する形で観戦できるエリアとなるので、ヘアピンカーブが続く林道を駆け上がるラリーカーを比較的長い時間観ることができる絶好の観戦ポイントとなります。

 アクセス方法はパーク&ライド方式で、恵那市内の上矢作グラウンドを発着起点とし、シャトルバスで観戦エリア近くのアドニスゴルフクラブまで往復の送迎を実施します。アドニスゴルフクラブから観戦エリアまでは山道を850mほど登る必要があり、観戦エリアは山肌となるので歩きやすい靴での来場が必要です。

・10:10開始 SS17「根の上SS(Nenoue Plateau)」 根の上高原(岐阜県中津川市)

 宿泊ツアーとセットになっています。なお、市内の「ふるさとにぎわい広場」ではSSを走り終えた車両が給油する様子を見ることができます。

【画像】どこで観戦する? SSと観戦エリアのマップの詳細を見る(36枚)
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