カリーナEDはトヨタが1985年から1998年まで発売した4ドアハードトップセダンです。
セリカの4代目へのモデルチェンジと同時に、セリカのプラットフォームを用いて4ドアハードトップ(ピラーレス)にしたのがこのカリーナEDで、コロナエクシヴの兄弟車でもあります。
車名の由来は、カリーナは英語で「竜骨座」という意味、EDは「エキサイティング、ドレッシー」を略したものです。
カリーナEDは複数のフルモデルチェンジを実施しており、1993年に最終モデルの3代目が登場。幅広い生活シーンに適合する「先駆する」4ドアスタイリッシュハードトップをテーマにモデルを進化させました。
エクステリアはピラーレスハードトップのスッキリとした出で立ちが特徴的。全長4500mm、全幅1740mm、全高1325mmの低重心・ワイドプロポーションを基本に、前後ホイール部を強調することにより、路面をしっかりグリップする感覚とダイナミズムを表現しています。
インテリアはメーターフード上部からドアトリムへと流れるように連続する造形で、上品な空間を表現。
室内色はグレードに応じて、シャドーグレーとトープ(赤紫系)の2色を用意しています。
エンジンは、2リッターのハイメカおよびスポーツツインカム16バルブで140ps発揮モデルと180psを発揮するモデルを用意。さらに115psを発揮する1.8リッターハイメカツインカム16バルブも設定され、爽快でパワフルな走りを可能としています。
現在のトヨタのカリーナEDの中古車価格は、平均で約34万円です(2020年4月調べ)。車体のコンディション次第では、早期購入が推奨されます。