ス、スゴい! 「AE86が峠を走る!」 トヨタが限定「迫力CM」を公開! ラリチャレ伊香保で何が起こる?
ラリー競技の裾を広げる「TOYOTA GAZOORacing Rally Challenge」の伊香保大会が2023年7月2日に開催されます。それに先立ち群馬県内限定で特別なCMが放送されると言います。
ラリーチャレンジ伊香保に「あのAE86」がやってくる!
2023年7月2日に「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2023 in渋川伊香保」が開催されます。
開催に先駆けて群馬県内限定で特別なCMが放送されると言いますが、どのような内容なのでしょうか。
ラリーはサーキットを走るレースと異なり未舗装路、砂利道、アスファルト路など様々な路面を走ります。
さらには、クルマを運転するドライバーと助手席で道案内をするコ・ドライバーの連携が重要となるモータースポーツです。
カテゴリーとしては世界最高峰の「FIA世界ラリー選手権(WRC)」、世界各地で開催される「FIA地域選手権」。
日本では「全日本ラリー選手権(JRC)」や「地方選手権」などがあり、「TOYOTA GAZOORacing Rally Challenge」(以下ラリーチャレンジ)はラリー競技の裾を広げる存在として日本各地で展開されています。
ラリーチャレンジは、20年以上の歴史を持つ初心者などが参加しやすい競技で、参加者の約半数がラリー初心者です。
参加カテゴリはスキルやクルマによって異なり、ヴィッツ、ヤリス、GRヤリス、86/GR86といったモデルだけでなく、AT車も参加可能となっています。
今回2023年シリーズ第5戦が開催される伊香保大会は、2015年から始まり今年で8回目の開催です。
また群馬県は全日本ラリー選手権や群馬ラリーシリーズなども開催されるなど「ラリーの聖地」と言われています。
そんな伊香保大会は、「渋川スカイランドパーク」をメイン会場として行われますが、漫画「頭文字D」の舞台にもなっている榛名山(漫画では秋名山)の周辺でも展開。
こうした縁もあり、前述の群馬県限定CMでは、頭文字Dのシーンに加えて主人公の愛車でもあるAE86が実際に榛名山を走る様子とコラボレーションしています。
またイベント会場には、「東京オートサロン2023」で披露された「AE86 H2 Concept(水素エンジン車)」と「AE86 BEV Concept(電気じどう車)」も展示されます。
この2台はトヨタが「愛車を守るカーボンニュートラル」というテーマで開発したモデルです。
AE86 H2 Conceptは、TGRがROOKIE Racingとともにスーパー耐久シリーズで実践している「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の知見を生かし、音や振動といった内燃機関のもつ魅力を楽しみながら走行可能な車両を開発。
後方にトヨタ「ミライ」の高圧水素タンクを2本搭載、その他変更点はインジェクター、フューエルデリバリーパイプ、プラグなどとし、改造規模を最小限に留めたモデルです。
一方のAE86 BEV Conceptは、レクサスで培ってきた電動化技術を活用しています。
ボディや車重の軽さ、前後の重量バランスは極力維持しつつ、バッテリーEVの特徴である高い駆動力やマニュアルトランスミッションの操る楽しさという部分を採用することで、従来以上の走りの楽しさが感じられるモデルを目指していると言います。
さらに会場では、頭文字Dに登場したAE86も展示される他、会場限定で缶バッジが配布されるようです。