フォード「マスタング」に電動ドラッグレース仕様のコブラジェット登場! ゼロヨンは8秒を切る!?

アメリカのフォード・モーターのレーシング部門、フォードパフォーマンスは2020年4月23日、1/4マイル(約400m)を8秒弱で走ることができるフル電気自動車(EV)ドラッグレーサー、「マスタング・コブラジェット1400」を発表した。

およそ1400ps・1500Nmを発生するモーター搭載のEVドラッグレーサー

 米国フォード・モーターのレース部門、フォード・パフォーマンスは2020年4月23日、フォードの歴史上初となる「フル電気自動車(EV)マスタング」であるドラッグレーサー「マスタング・コブラジェット1400」プロトタイプを公開した。

フォードのEVドラッグレーサー「マスタング・コブラジェット1400」

 バッテリー駆動のマスタング・コブラジェット1400プロタイプは専用に設計されていて、トータル出力は1400ps以上、1100ft-lbs(約1491Nm)を発生すると予測される。これにより、最高速度は170マイル/時(約273km/h)、0−1/4マイル加速(約0−400m加速)は8秒を切るパフォーマンスになるという。

 2019年11月に発売されたフルEV「マスタングマッハE SUV」に続いて登場したこのマスタング・コブラジェット1400プロトタイプは、マスタングの伝統とパフォーマンスを向上させると同時に、今後登場するフォードのパワートレインに、最先端のテクノロジーを組み込む第一歩となる。

 オリジナルのマスタング・コブラジェットは、1960年代後半に最初にドラッグレース界に登場、またたく間に主流となり、今日でもドラッグレースの主要な勢力となっている。

 フォード・パフォーマンス・モータースポーツのグローバルディレクター、マーク・ラッシュブルックは「挑戦することが好きな我々にとってはワクワクする機会でした。このコブラジェット1400プロジェクトは、EVのパワートレインの開発を始めるよい機会であり、すでに多くの経験を積んでいるレーシングカーのパッケージでもあるので、超えたいパフォーマンスベンチマークがありました」とコメントする。

 2020年後半に予定されているドラッグレースイベントで世界初公開できるよう、フォード・パフォーマンスはコブラジェット1400のテストを続けているという。

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