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【世界限定5本】百獣の王の高貴な姿を表現したグランドセイコー珠玉のタイムピース

精鋭集団・マイクロアーティスト工房の技術が結晶した究極のジュエリーウオッチ

 最高峰の時計作りを目指して高次元でのこだわりを貫くグランドセイコーだが、なかでもとりわけ特異な位置付けにあるのがマスターピースコレクションである。

 これは、長野県塩尻に拠点をおく高級腕時計工房・マイクロアーティスト工房の精鋭たちの手により、いっさいの妥協を排除して作り上げられる特別なコレクションだ。独創的な機構を備えたムーブメント、日本の自然美から着想を得た創造力あふれるデザインを特徴とするが、さらに重要なのは、グランドセイコーが創立以来もっとも大事にしている“時計としての実用性を”微塵たりとも損なうことなく体現しているという点にある。

 2022年の春、最新モデルとして発表されたのが「スプリングドライブ8Day ジュエリーウオッチ 限定モデル」。製作本数は世界でわずかに5本、高級車1台が余裕で買える価格には驚くが、贅を尽くした豪奢な意匠を知れば、きっと誰もが納得するはずだ。

神の使いとも伝承されるホワイトライオンの高貴な姿をイメージ
神の使いとも伝承されるホワイトライオンの高貴な姿をイメージ

●ダイヤモンドとブラックスピネルをふんだんに使い、百獣の王の高貴な姿を表現

 今回の限定モデル製作にあたっては、「ホワイトライオン」のモチーフがインスピレーションの源となっているという。

 百獣の王とも称されるライオンは力の象徴であり、王者の威厳を体現するシンボルでもある。一方で獅子のモチーフは、グランドセイコーがブランド設立以来、最高峰の腕時計作りを目指す志の象徴としても使用してきたものだ。

 実際のホワイトライオンはライオンの白変種とされており、個体数も極めて少ない。その希少性から、アフリカなど一部の地域では神の使いとする伝承が残されているが、この限定モデルではその高貴な姿をまばゆいばかりのダイヤモンドで表現している。

 真っ先に目を奪われるのは、18Kホワイトゴールドのダイヤルベースの外周を隙間なく囲むダイヤモンドと天然石ブラックスピネルだろう。これは分目盛の役割を果たすもので、ここには94石・2.1カラットのダイヤモンド、26石・0.88カラットのブラックスピネルが使われている。12時位置のブラックスピネルは他よりもわずかに幅広なものを選ぶなど、華麗な装飾のなかにも実用性へのこだわりを忘れていない。

 ダイヤル中央の型打ち模様は雄々しくたなびく王者のたてがみをイメージしたもので、四方に大きく張り出したケースのかん足は、研ぎ澄まされたライオンの爪を表現したもの。ケース全体で使用されているダイヤモンドはベゼル、りゅうずを含めると173石、合計3.87カラットという贅沢な素材使いには、ひたすら舌をまくばかりだ。

 また時計を裏返してみると、シースルーバックのサファイアガラス越しに、マイクロアーティスト工房特製のスプリングドライブムーブメント、キャリバー9R01が華麗な姿をあらわす。

 通常1台とされる香箱を3つ直接に配置することで、192時間(最大8日間)という途方もない駆動時間を実現するが、加えて注目したいのはデザインの美しさ。一枚板でつくられた大きな受けは富士山を模るもので、ローターは太陽を、可憐に並んだルビーは諏訪の街の灯を、パワーリザーブ表示は諏訪湖を表現するもの。スプリングドライブ誕生の地から霊峰富士を望む情景を時の営みとともに愛でるのは、オーナーだけが堪能できる密かな楽しみといえるだろう。

 ケースや中留めの素材にはプラチナ950を使用。これは95%のプラチナに他の素材を5%加え、プラチナ独特の美しさを損なうことなく硬度を高めたものだ。真っ白なクロコダイルレザーも王者にふさわしい風格を備える。

 セイコーの時計製造技術の粋を集めたスプリングドライブムーブメント、ふんだんに使われたダイヤモンド、それらを正確に埋め込んでいく匠の技、どこを取っても間違いなく芸術品の域。グランドセイコーならではの匠の技術と美意識の極みを堪能できる文字通りの逸品だ。

●製品仕様
・価格(消費税込):2970万円
・品番:SBGD209
・ケース径:44.5mm
・ケース厚:14.4mm
・ケース:プラチナ950
・ストラップ:クロコダイル
・ムーブメント:スプリングドライブムーブメント キャリバー9R01
・巻上方式:手巻き
・駆動時間:パワーリザーブ192時間
・防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
・販売数:世界限定5本(うち国内3本)
・発売予定日:2022年5月27日

Gallery【画像】超絶技巧を凝らした豪奢なグランドセイコー(7枚)

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