スーパーカー世代が狂喜!! 「カウンタック」「ミウラ」「パンテーラ」に「BB」がオートモビル・カウンシルの主役でした
「ミウラ」「カウンタック」「パンテーラ」とくればマセラティ「ボーラ」も!
ところで、ランボルギーニ・カウンタックにミウラ、フェラーリBB、デ・トマゾ・パンテーラとくれば、あと足りないのはマセラティ「ボーラ」くらいか、などと思いつつ、ふと振り返ると、すでに正規ディーラーでは顧客向けに巡回展示中ながら、一般向けにはこのイベント出展が国内初公開となった新型ミッドシップスポーツ「MC20」の隣に、マセラティの元祖市販ミッドシップとして、シルバーグレイのボーラの姿を発見した。
●新旧スーパーカーが揃う
マセラティ・ジャパンのブースに置かれたこのボーラは、マセラティ・クラブ・オブ・ジャパン会長が長年にわたって所有し、日本国内の各種イベントでもおなじみの1台。濃い目のメタリック・グレイにペイントされたMC20ともども、たとえスーパーカーとはいえどもマセラティらしい、かなり渋めの存在感をアピールしていた。
また、前述のメーカー系コーナーにおける展開としては、ポルシェ・ジャパンの大規模ブースにて、最新EVの「タイカン・ターボS」のそばに、懐かしの漫画『サーキットの狼』にも登場する「911カレラRS2.7」、いわゆる「ナナサン・カレラRS」が展示されていたほか、フェラーリ・ジャパンは「296GTB」、マクラーレン・オートモーティブ・アジアは「アルトゥーラ」を一般向けには国内で初めてお披露目するなど、最新スーパーカーたちの競演もみごとなものであった。
オートモビル・カウンシルが2016年の第1回以来テーマとして掲げてきた「CLASSIC MEETS MODERN(クラシック ミーツ モダン)」を新旧スーパーカーで体現していた。
そして「オートモビル・カウンシル」を含むトレードショーの本分ともいうべき、スペシャルショップの販売車両展示「ヘリテージカー販売店」のコーナーにおいても、1970年型「ディーノ246GT(タイプL)」や1975年型「ディーノ208GT4」などが、その場で購入できる販売車両として置かれていたほか、オートモビリアを販売する「マルシェ」コーナーの一角にてボディメンテナンスのスペシャリストがおこなっていたコンセプト型展示でも、まばゆいイエローのフェラーリ「F50」がステージを飾るなど、あらゆる世代のスーパーカーのファンも満足させられそうなラインナップだったのである。
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