ピクトグラムを思わせるルックスがおしゃれ「VanMoofの最新作」は先進テクノロジーが満載です
使いやすさをアップデートする多彩なテック機能
VanMoofの「S5」と「A5」は、多彩な機能によって扱いやすさが向上している点も見逃せない。
まずはハンドルバーに搭載されたLEDライトリング。その光り方によって、左側のリングではバッテリー残量を、右側のリングでは速度を示しており、ライダーは視線を動かすことなくこれらの情報を把握することができるようになった。
また、オプションで用意されるスマートフォン用マウントとチャージャーを取りつければ、スマホをナビゲーション代わりに利用可能。その上、本体とスマホをBluetoothで連携させることで、走行速度や時間、距離、現在位置などをスマホの画面に表示させることができる。
さらに、これらデータはアプリに記録されるため、簡易的なサイクルコンピュータとして活用可能。さらに、自転車本体のバッテリーからスマホへの電源供給もおこなわれるため、走行中にスマホのバッテリー切れを心配する必要もない。
これら多彩なテック機能について、VanMoofの広報担当・浦野誉子さんは次のように語る。
「これまでのモデルはバッテリー残量などの情報をトップチューブに表示していました。しかしトップチューブ上の表示を見るには、視線を大きく下げる必要があります。その点、最新モデルはハンドル部に表示されるため、ライダーは視線を過度に動かすことなく、走度やバッテリー残量をチェックできるようになり、安全性が向上しています。
また、スマホ用のマウントやチャージャー以外にも、今後、多彩なオプションがリリースされる予定です。いずれもデザイン性に優れたVanMoofのルックスを損なわないものばかりで、ユーザーごとに最適なカスタマイズがおこなえるようになります」
●定評あるセキュリティ機能がさらに進化
VanMoofのモデルは、多彩なセキュリティ機能を備える点も特徴だ。
まずロック機能は、リアエンドにある“キックロック”ボタンを足で軽く蹴るだけで、後輪が固定される仕組み。解錠する際には、連携させたスマホを持って近づくか、専用アプリのアンロックボタンをタップする。
また“キックロック”ボタンを押し込むと、自動的に“盗難防止アラームシステム”がオンになる。ロックされた状態で誰かが自転車を動かすと、内蔵の加速度センサーが検知して大音量の警告音が鳴る仕組み。さらに、1分以上が経っても状況が変わらない場合は緊急アラームが鳴り響き、最終的にはモーターと電子機能が起動しないようになるほか、搭載ライトが点滅して緊急状態であることを周囲に知らせてくれる。
さらにVanMoofならでは機能といえるのが、アプリ操作で盗難に遭ったことを報告すると、オーナーが自転車を発見できるまでGPSの位置情報を発信しつづけることだ。
「さらに当社では、オプションで“Peace of Mind保証(盗難補償サービス)”を用意しています。自転車が盗難に遭った際に利用すると当社が“バイクハンター”と呼ぶ専門チームを編成し、ユーザーの方の自転車を捜索します。もし2週間経っても見つけられない場合には、同等品を提供させていただきます。もしも盗難に遭った際は、ユーザーがご自身で取り返しに行くのは危険なケースもありますので、自転車の位置情報がわかった場合でも、警察などへ相談されることをおすすめします」(浦野さん)
加えて前作と同様、Appleが提供する「探す(FindMy)」機能に対応予定。これは「S5」や「A5」が発信するBluetooth信号を、近くをとおりかかった人のiPhoneなどがキャッチし、位置情報をシェアしてくれるもの。オーナーはMacやiPhoneなどの「探す」アプリを使い、自転車を見つけ出せる可能性があるのである。
VanMoof「S5」と「A5」は、スタイリッシュなシルエットはもちろんのこと、街中を軽快に走れる機動力と万全のセキュリティ機能を兼備した最先端の電動アシスト自転車といえそうだ。
●商品仕様
■S5
・価格(消費税込):31万5000円
・推奨身長:165~210cm
■A5
・価格(消費税込):31万5000円
・推奨身長:155~200cm
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