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「ミウラ」や「カウンタック」よりも希少なランボルギーニのオリジン! いま手に入れておきたいクラシックランボとは?

ランボルギーニのオリジンであるクルマはいまが狙い目か!?

 ランボルギーニ初のプロダクション・モデルは、1964年のジュネーブ・ショーで発表された「350GT」だった。その前年の1963年、ランボルギーニはトリノ・ショーでプロトタイプの「350GTV」を発表していたのだが、社長であるフェルッチオ・ランボルギーニにとって、ボディデザインのディテールや、何よりレーシングカーの如き高回転型エンジンの特性は彼が求めていたものではなかった。ランボルギーニは速く、そして高級でラグジュアリーなGT(グランツーリスモ)を生産したかったのだ。

「350GT」の角目から丸目4灯になった「400GT」(C)2021 Courtesy of RM Auctions
「350GT」の角目から丸目4灯になった「400GT」(C)2021 Courtesy of RM Auctions

●フェルッチオが本当に作りたかったクルマ

 それから約1年を経て誕生した350GTは、フェルッチオが350GTVに対して抱いた不満を、ほぼ解消したモデルにほかならなかった。

 カロッツェリア・トゥーリングの手によるボディは、より水平なルーフラインを持ち、それによってキャビンの開放感を演出。ホイールベースも100mm延長されているので、実際の実用性も高まっただろう。

 だがフェルッチオは、この350GTも1966年のジュネーブ・ショーで早々にマイナーチェンジ。「400GT 2+2」と呼ばれるニューモデルを市場へと投入したのである。

 この400GT 2+2の最大の特徴は車名が物語っているように、搭載されるエンジンがそれまでの3.5リッターから4リッターに拡大され、さらに実用域でトルクフルなキャラクターを持つようになったことにある。

 参考までにその最高出力は320psと、350GT時代から50psのパワーアップを果たしており、ホイールベースはそのままに、全長を140mm延長することで待望の+2シートも装着できるようになった。

 ちなみに350GTではリアシートは装備されないか、もしくは1個の選択だった。

 またヘッドライトが丸型4灯式となったのも、400GT 2+2の特徴だ。生産初年の1966年には、400GT 2+2は97台が生産されたが、それは同年に生産された350GTの約2倍であり、中には400GT 2+2と350GTの両方の特徴を併せ持つモデルも存在し、コレクターズアイテムとなっている。

Nextフロントエンジンのクラシックランボに下された評価は?
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