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ホンダ新型「シビックType R」が鈴鹿FF最速タイム更新! ライバルは「タイプR」!! ルノー「メガーヌ」は眼中にない!?

ライバルであるルノー「メガーヌ」より約5秒も速かった!

 2022年登場を控えている新型「シビックType R」。そのプロトタイプが、先代が記録した鈴鹿サーキットのFF最速タイムである2分23秒993を上回る、2分23秒120を記録したという。ホンダによると、このタイムは、量産前の最終開発段階の車両によるもので、先代モデルが記録したタイムは、徹底した軽量化と専用装備を備えた限定仕様でのこと。

 つまり新型は、サーキットアタック用にホンダ自ら手を加えた先代よりも速く、高いポテンシャルを秘めているということだ。

果敢に鈴鹿サーキットへ挑む「シビックType R」のプロトタイプ(C)本田技研工業株式会社
果敢に鈴鹿サーキットへ挑む「シビックType R」のプロトタイプ(C)本田技研工業株式会社

●2分23秒120というタイムの凄さ

 この2分23秒120というタイムは、鈴鹿サーキットにおける公道走行可能車の最速ランキング4位を記録した。

 1位は最高出力1300psを誇るケーニグセグ「One:1」の2分17秒00、2位は日産「GT-R」の2分18秒36、3位は997型ポルシェ「911 GT3 RS」の2分23秒04。FFクラスの競合車となるルノー「メガーヌR.S.トロフィーR」は2分28秒と、5秒近くリードしていることに注目したい。

 ちなみにメガーヌR.S.トロフィーRは、4コントロールや後席などを取り外して大幅に軽量化したニュルブルクリンク北コースのFFにおける覇者でもある。一方の新型シビックType Rは、電子制御なしで純粋にシャシ性能などの基本を突き詰めたモデルだ。ニュル北コース最速FFの座を新型シビックType Rが奪うことができるのか、ぜひともチャレンジして欲しい。

 新型シビックType Rは、これまでどおり2リッターのVTECエンジンを搭載し、トランスミッションは6速MT。販売価格は500万円程度と噂されており、シリーズ最後の純内燃機関モデルになるともいわれている。そんな新型シビックType Rの今後の動向に注目したい。

【訂正】記事初出時より本文を一部修正致しました。
(2022年4月16日 7:10 VAGUE編集部)
→(2022年4月17日 11:35 VAGUE編集部)

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