日本人の体型と国内のフィールドに合わせた設計
電動アシスト自転車において国内トップシェアを誇るパナソニックが、新たにスポーツタイプのe-Bike専門ブランド・XEALT(ゼオルト)を設立。その第1弾モデルとして、MTB(マウンテンバイク)タイプの「XEALT M5」をリリースした。
新モデルは日本人の体型を考慮して取り回しのよさを追求し、e-Bike初心者を含む多くのライダーがオフロードライディングを楽しめるモデルに仕上がっている。

これまでパナソニックは、スポーツタイプのe-Bikeを「Xシリーズ」という名称でリリースしてきたが、今後は新しいXEALTの下で展開していくという。そのねらいについて、パナソニックサイクルテック事業企画部の猪飼邦保さんは次のように語る。
「電動アシスト自転車のマーケットは年々拡大しており、近年はツーリングやトレイルライドなどアウトドアで楽しめるスポーツe-Bikeの人気が急速に高まっています。スポーツライディングを楽しめるという、一般の電動アシスト自転車との違いを明確にする意味から、e-Bike専門のブランドを立ち上げることになりました」
新ブランドの“顔”となる第1弾モデル「XEALT M5」は、フロントのみにサスペンションを装備したハードテイルと呼ばれる“e-MTB”。フレームサイズは360mmと420mmの2サイズで、それぞれ適応身長は157~170cm、170~183cmとなっている。フレームの高さが抑えてあるため、小柄な人でもまたがりやすいのがポイントだ。
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