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密を避けてマイクロツーリズム気分で楽しめるカーイベントに注目! ランチア「フルビア」でラリーに体験参加してきました

東日本大震災の復興を祈念してはじまったクラシックカーラリー

 このところ密を避けて楽しめるということで俄然、注目を集めているラリーイベント。その中でも注目を集めているクラシックカーラリーが、茨城県ひたちなかでおこなわれる「プロスペクトアベニュークラシック」。参加したくてもなかなか参加できない話題のクラシックカーラリーなのです。

東日本大震災で被災した「ひたちなか海岸道路」の復興を祈念してはじまった「プロスペクトアベニュークラシック」
東日本大震災で被災した「ひたちなか海岸道路」の復興を祈念してはじまった「プロスペクトアベニュークラシック」

 もともとは東日本大震災で被災した「ひたちなか海岸道路」の復興を祈念し、ひたちなか市の「森田記念会内ひたちなかヒストリックカークラブ」が始めたものですが、残念ながら2021年は新型コロナウイルスの感染拡大のため、やむを得ず中止。2022年は「プロスペクトアベニュークラシックの原点に戻り、クラシックカーを愛する皆様が元気になれるよう開催することにしました」と森田記念会 森田隆代表は開催理由を語ってくださいました。

 当イベントの人気の理由は、アットホームな雰囲気や、初心者でも楽しめるプログラム、嬉しいお土産、1dayプログラムという手軽さ、そしてリーズナブルな参加費にあります。通常、クラシックカーのイベントというと、なかなかのお値段のものが多いのですが、こちらは1台2名までで参加費は3万円。それというのも、もともと「復興記念」のため、森田先生が経営する森田記念会、森田メディカルがイベント費用の大半を賄っているのです。そのため、参加できる車両は見る人を喜ばせるクルマであることも重要視されます。

 ちなみに参加できる車両は33台。参加条件は1990年までに生産されたクルマであればOKです。

●フルビアのコドライバーとして参戦

 2022年は、2月27日に開催され、私もゼッケン11番、1967年式ランチア「フルビア・クーペ1.2HF」のコドライバーとして参加してきました。といっても、クルマは森田先生の旧車コレクションの中からお借りしたもの。

 ちなみに「フルビア」は、1963年から1976年までの13年もの間に製造、販売されたイタリア製の小型車。設計は初代フィアット「500」を開発したアントニオ・フェッシア。当時、ラリーで活躍したそうです。

 実は一昨年も参加させていただきましたが、2022年も元某自動車雑誌編集部K氏のコドライバーとしてお誘いいただいたのです。ちなみに一昨年は、ポルシェ「356スピードスター」で参加。こちらも森田先生の旧車コレクションから拝借。今年は私の誕生年のクルマを見繕ってくれたそうです(笑)。

* * *

 さて、今年の参加車両は残念ながら1台欠席の32台。もっとも古い車両は先導するオフィシャルカーで、1950年式フォルクスワーゲン「へブミュラー カブリオレ」。

 参加車両を見ると、ポルシェ「356」が5台、ポルシェ「911」も4台で参加しており、ポルシェが多いのは森田先生の好みが反映されているのかも。

 続いて目についたのは英国車。今はない自動車メーカー「ライレー」。1952年ライレー「SP6ロードスター」を始め、ロータス「エラン」が3台、世界一美しいデザインといわれた1961年式ジャガー「Eタイプ」、1967年ジャガー「MKⅡ24」、MG「MGA」が2台、1963年式トライアンフ「スプリットファイア4」、故樹木希林さんの愛車で知られる1972年式「バンデンプラ プリンセス」は、その名のとおり優美な一台です。そして1989年式ケータハム「スーパーセブン」。

 ちなみに日本車は1967年トヨタ「2000GT」、1972年式いすゞ「117クーペ」、そして1972年式日産「フェアレディZ」。どれも日本を代表するクルマばかりでした。

Nextクルマを愛する人のお洒落なライフスタイルが伺えるラリー
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