日々の足グルマとして活躍中のW124の使われ方
持病を持ちつつも、横浜で開催されたボルボの電気自動車「C40リチャージ」や、伊豆サイクルスポーツセンターでのホンダPHEVの試乗会など、あちこちに出かけているW124(以下124)。先日は、筆者の孫(3歳)が東京タワー駐車場で開催されたストライダー(ペダルがなく、足で地面を蹴るタイプのランニングバイク)のレースに初出場するため、運搬車としてドライブすることになった。

トランク内には、彼の愛車であるブルーのストライダー(リアホイールがイエロー)の他に、スノーピークの折りたたみ式「TAKEチェア」3脚(帆布の座面がブルー、イエロー、ホワイト)、下の孫(1歳)用のベビーカー(マクラーレン製)、その他諸々などを載せたところ、そこはまさにブルーとイエローの「ウクライナ」カラーになっているではないか。それに意味があるのかないのかは別にして、とにかく応援したくなる気持ちが一層昂ったのは確かだ。
●想像以上に使えるトランク
124のトランク容量は520リッターもあって、デビュー当時からかなり巨大であることが有名だった。例えば最新型のメルセデス「Eクラスセダン(W213)」だと540リッターもあるのだけれど、それはボディサイズがまるっきり拡大されたことに比例したもので、方や124とほぼ同じサイズまで大きくなった現行Cクラス(W206)だと455リッターになってしまう。124は古くて小さなクルマだけれど、車体がシンプルな形状をしているので、トランク内に真四角で大きなスペースが確保できているのである。
ちなみに標準の195/65R15サイズのタイヤなら4本全てを余裕で収めることができるので、スタッドレスからサマータイヤへの持ち込み交換時でも全く心配なし。最近のクルマではなかなかこうはいかないのではないのだろうか。
page