暗闇でぼんやり光るからキャンプや夜釣りに重宝する
刃物の町、関市でハサミやペーパーナイフを中心に製造しているニッケン刃物が、防災用のマルチツールハサミ「Supporter」でクラファンに挑戦中だ。
マルチツールというとナイフを思い浮かべるが、「Supporter」はハサミでありながら段ボールオープナー、プルタブ起こし、ペットボトルオープナーなどを搭載しており、いつでも身につけておけるのが特徴だ。
しかも、ハンドル部分には蓄光材料が含まれており、日中、光を当てていれば暗闇やバッグの中でもぼんやり光を放ち、どこにあるのかすぐにわかる。夜中のトラブルはもちろん、夜釣りやキャンプでもすぐ手に取れるのがありがたい。
じつは「Supporter」の機能は防災士が監修しており、災害時にほしい機能を詰め込んでいる。
・「蓄光機能」暗い中でも見つけやすい。
・「段ボールオープナー」→ハサミを分割し、救援物資や保存食が入った段ボールの開梱に。ガムテープやPPテープの切断も容易。
・「ハサミ」ケガ治療で包帯や衣服を切るときに。食材を切ったり、ギザ刃部分でロープを切ったりするのにも使える。
・「プルタブ起こし」力が弱い人でも、簡単に缶詰のプルタブを引き起こせる。
・「ペットボトルオープナー」力が弱い人でもペットボトルのキャップを開きやすい。
とはいえ防災アイテムはしまい込んでは意味が無い。「Supporter」は食材を切っても洗いやすいステンレス製で、ロープ切断向きのセレーション(ギザ刃)なども搭載しているなど、キャンプや釣りでも扱いやすいように設計している。

●切れ味の秘密は2段の刃付け
「一般的な紙用のハサミやキッチンハサミは板厚が2.3mm以下のものが多く流通していますが、防災用ハサミは2.5mmの板厚を採用し、かつ、刃体半分に細かいギザ刃を取り入れているため、ロープや衣服など切りにくいものもしっかりとキャッチして切れるようになっております。刃の厚みによって切断能力が変わるため、厚めのステンレスを採用しました」(ニッケン刃物)
さらに、2段の刃付け加工がなされていて、このひと手間で切れ味が格段によくなるという。うれしいことに、刃物カバーがついているので持ち歩きは容易だ。自宅の防災キットに忍ばせるだけでなく、通勤バッグやキャンプ道具に入れて持ち運びたくなるマルチツールに仕上げている。
意欲的な防災用ハサミ「Supporter」は、2022年5月9日までのクラファンでオトクに手に入れたい。
■商品仕様
・価格(消費税、送料込み):3200円
・サイズ:23cm、刃渡り8cm
・素材:ステンレス、樹脂