おそらくF1 GTRに起きたミスとしては史上初
フランス人アマチュアレーサーのフランソア・ペロード氏が、インスタグラムに投稿した内容が話題になった。なんと、マクラーレン「F1 GTR」に軽油(ディーゼル)を給油してしまったというのだ。

●日本のスーパーGTで走っていた有名な「F1」
もう数週間前の話らしいが、ペロード氏はクルマ好き仲間でコーヒーブレイクをしようと出かけたそうだ。集まったクルマはポルシェ「カレラGT」、フェラーリ「488ピスタ」だったので、ペロード氏はマクラーレンF1 GTRを駆り出すことに。
マクラーレンF1 GTRは、マクラーレン「F1」ベースのレース仕様車である。そもそもマクラーレンF1は現在、10億円ほどで流通していて、そのスパルタン仕様のGTRともなれば20億円ほどの価値があるといわれている。参考までにF1は、64台が生産されたが、GTRは1995年に9台、1996年に10台しか生産されていない。
当該車両は、1996年モデルで日本の「スーパーGT」に参戦していた車両そのもの。引退後に改造した後、ナンバーを取得したことでも話題になった。
そんなマクラーレンF1 GTRだが、ガレージを出発すると燃料タンクがほぼ空っぽだったのでガソリンスタンドに立ち寄ったという。そして満タンにしていざキーを捻ったら、うんともすんともいわなくなった。
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