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中国限定のアウディ新型「Q6」が判明!! 「Q7」よりもデカいボディに2リッターエンジンの訳とは?

デカイボディに小さいエンジンでも中国市場は大満足⁉

 中国市場では、自動車メーカーは新車を発売する前に必ず中華人民共和国工業情報化部へ車両の詳細を提供する必要があるという。そこに登録された車両の情報は、時折公開されることがあり(公式のときもあれば非公式のときもある)、今回はアウディが中国市場向けに販売するという「Q6」の情報が公開された。

こちらが公開された「Q6」の姿。グリルやサイドベントはかなりオラついたデザイン。だがホイールは17インチだという(C)中華人民共和国工業情報化部
こちらが公開された「Q6」の姿。グリルやサイドベントはかなりオラついたデザイン。だがホイールは17インチだという(C)中華人民共和国工業情報化部

 以前からQ6のプロトタイプは数多くの目撃情報があり、その存在は確認されてはいた。全長5099mm×全幅2104mm×全高1784mmというあまりの大きさから、フラッグシップになる「Q9」なのでは? などとも噂されていた。ちなみにQ6は、現在もっとも大きなボディをもつ「Q7」よりも巨大だ。

 車両の詳細もある程度は判明している。まずプラットフォームはフォルクスワーゲングループのMQBを採用。3列シートを備えていることから、ファミリーユースにも対応しているようだ。

 一方で謎もある。車両重量は2205kgと判明しているが、搭載するエンジンは2リッター直4(出力は228ps〜261ps)を搭載するということ。クルマ好きとしてはスポーティどころではなく、市街地走行ですらパワー不足に感じられるのではないかと心配してしまうのだが、中国市場が求めるモノを理解すると、謎が解けてきた。

●中国では「見栄え」がクルマに求められる

 中国ではエンジンの大きさよりも、クルマの大きさ、そしてデザインの派手さが重視されている。アウディやBMW、メルセデス・ベンツなどは、中国市場向けに長年に渡って、セダンのロングホイールベースモデルを販売している。

 また、近年、各メーカーで顕著になってきている大きなグリルなどは、中国市場を意識したデザインで(もちろん機能的な意味もあるだろうけど)、BMWのグリルが大きくなったのは、傘下に収めるロールス・ロイス(大型グリルが特徴)が中国で人気を博したから、ともいわれている。つまり中国市場では、まず何よりも見た目が重要なのだ。

 そんなQ6だが中国はもちろんのこと、世界各地の富裕層からも注目を集めるかもしれない。大きくて豪華なSUVは、それだけで価値があるからだ。もし中国以外のマーケットで販売されることになったら、V8エンジンが搭載されるのだろうか?

Gallery【画像】ガワがかっこよければ他はどうでもいい! アウディ「Q6」を見る(7枚)

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