VAGUE(ヴァーグ)

非難上等!! キドニーグリルがさらに巨大化した7シリーズのEV版「i7」をチラ見せします

攻めたデザインでも、結局受け入れられるBMWの不思議

 BMWは、「i4」や「iX」に続く電動モデルとして「i7」を開発中だ。そして2022年3月、エクステリアやインテリアの一部を写した、チラ見せ写真を公開した。

 写真を見ると、iXのように細いヘッドライトと縦広のグリルを装備したフロントフェイスとなるようだ。新開発のスカイラウンジパノラマガラスルーフが装備され、インテリアには、後席用の31インチの8kモニターを採用。32:9と超ワイドで、BMWいわくラウンジのような空間を演出するという。また、ヘッドライトやダッシュボードなど、各所にクリスタル形状のパーツが見られ、ラグジュアリーな空間を演出している。

インパクト満点の特大グリルは、縁にLEDが仕込まれているようだ(C)BMW AG
インパクト満点の特大グリルは、縁にLEDが仕込まれているようだ(C)BMW AG

●非難されるのは織込み済みのデザイン

 ところで、インパクト満点の特大グリルで話題(?)となっているi7だが、ベースモデルの7シリーズも現行型が発表された際も、賛否両論であった。

 元々BMW車は保守的なデザインを持つことが多かったが、BMW初のアメリカ人デザイナーであるクリス・バングル氏がチーフデザイナーに就任後、BMWのデザインに対するスタンスは大きく変わった。バングル氏は、2001年に発売されたE65型7シリーズを皮切りに、2003年に発売されたE60型5シリーズや初代「Z4」などを手掛け、大胆すぎるともいえるデザインを生み出した。

 当時は否定的な声も多かったものの、BMWやバングル氏の読みどおり、今でもそのデザイン的魅力は色あせておらず、むしろ評価されている。きっとi7のデザインも、見れば見るほど慣れていき、数年後にはいいデザインだったと思わせてくれることだろう。

 スペックは、一充電あたりの航続可能距離が580〜610kmになる、とだけ判明している。i4やiXと同様に、ツインモーターのハイパワーなMパフォーマンスモデルが登場するのは確定路線だろう。2022年4月20に開催される北京モーターショー2022にて、i7のワールドプレミアとともに、さらなる情報が公開される予定だという。

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Gallery【画像】賛否両論は避けられないBMW「i7」を見る(8枚)

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