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「デロリアン」をオバフェン&ローダウン! ランボルギーニ「ミウラ」のホイールをヒントにデザインしたワンオフとは

「デロリアン」をマルティニカラーで仕立てる!

 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でお馴染みのデロリアン「DMC-12」。この姿を見るだけで、オジサン世代はなんだかワクワクした気持ちになってしまうものだ。

 デロリアンは元GM副社長のジョン・デロリアンが、自らの理想のクルマを作りたくて生み出した1台だ。デザインはジウジアーロが担当し、そのボディはメンテナンスを考慮してヘアライン仕上げのステンレスという斬新な素材を採用している。アルピーヌ「A310」と共通のV型6気筒のユニットをリアに搭載した、RR方式のスポーツモデルである。

 このデロリアンを自分好みにフルカスタムし、さらに特別なスーパーカーとして提案するのが、愛知県のカスタムビルダー「ラダーインターナショナル」だ。

日々進化し続けている「ラダーインターナショナル」の「デロリアン」
日々進化し続けている「ラダーインターナショナル」の「デロリアン」

●クルマは個性をアピールするツールだ

 ラダーインターナショナル代表の梶智晴さんは、自社のカスタムカーのことを次のように語ってくれた。

「自動車を単なる移動手段として考えたくない。我々は満足いくカーライフのお手伝いをした上で、その先の夢の提案をさせてもらっています。たとえばクルマに乗ることがもっと楽しくなり、優越感に浸れて、より愛車の魅力を引き出せるようにカスタムすることを目指しています。

 ラダーインターナショナルのカスタムカーは、今、乗っているクルマこそが自分を表現するためのツールであることを強く意識できる特別なモデルです。オーダーメイドで自らのアイデンティティをアピールできるクルマづくりのサポートを我々はおこなっているのです」

 つまり、ラダーインターナショナルは、他ではおこなわないカスタムも積極的に挑戦する。むしろ、そうしたクルマばかりをこれまでに手掛けてきた。要するに自分の思い描くクルマのスタイルを形にするワンオフショップである。

 ボディビルダーであり、内装のカスタムも手がけ、エンジンチューナーでもあるラダーインターナショナルは、あらゆる技術と経験によって、多くのカスタマイズの手法を持って世界に1台だけのオリジナルマシンを生み出しているのだ。日本におけるコーチビルダーと称するのは少々大袈裟だろうか。

 そんなラダーインターナショナルのデモカーであり、代表お気に入りの愛車であるデロリアンには、特別な想いによって誕生した特殊なカスタムが施されている。

 代表の梶智晴さんはリアルな『バック・トゥ・ザ・フューチャー』世代ではない。それなのになぜデロリアンに惚れてしまったのだろうか?

「修学旅行で東京タワーに行ったときに、デロリアンの実車を見て衝撃を受けたんです」

 これが梶代表がデロリアンを手がけるきっかけだったという。もちろん、デロリアンが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中車であることは知っていた。映画を観てもこれといって興味の対象にならなかったそうだ。

 しかし、実際にホンモノを目の前でみた時に衝撃を受け、「とにかくカッコ良くてヤバかった!!」と、当時感じたそうだ。そこから、いつかデロリアンを所有し、自分好みにカスタムして乗りたいという想いが芽生えたという

Next「デロリアン」をいかにしてオーバーフェンダー化したのか
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