VAGUE(ヴァーグ)

もう使い捨ては卒業! 焚き火料理で使い倒せるタフな極太ワイヤー「極アミ」登場

タフな焼き網で手軽に楽しめるあぶり焼きを

 網にのせて焼いた肉は、燻製に似た香ばしさをまとい、鉄板料理とはまた違ったおいしさがある。

 ところが焼き網はワイヤーが交差する角に汚れがたまりやすく、手入れが大変。それに鉄板よりも軽くて持ち運びやすいが、何度も火にかけるとゆがんでしまう。小型スキレットをのせるとその部分がへこむことだってある。

 燕三条で70年以上調理器具を製造してきた「有限会社ナガオ」と、日本の食器や雑貨を扱うセレクトショップ「クラフトストア」が共同開発した「極アミ」は、“焼き網=消耗品”から脱却し、“100年品質”を目指して生まれた極太ワイヤーの焼き網だ。

「極アミ」は、油ならし不要。軽く水洗いするだけで使い始められる。よく熱してから食材をのせ、弱火でじっくり炙れば香ばしくふっくらジューシーなあぶり焼きの完成だ
「極アミ」は、油ならし不要。軽く水洗いするだけで使い始められる。よく熱してから食材をのせ、弱火でじっくり炙れば香ばしくふっくらジューシーなあぶり焼きの完成だ

●半永久効果の窒化処理でガシガシ使える

 太さ1mmのワイヤーを使用した焼き網が多い中、「極アミ」は2.5mmのワイヤーを採用。3~4人分のカレーが入ったダッチオーブンをのせてもゆがみにくいほどタフな焼き網となっている。

 鉄板同様、焼き網はよく熱してから食材をのせれば食材がくっつくことはないのだが、やわな鉄板だと“ゆがむかも”と心配になり、熱しきらないうちに食材をのせてしまうことも。

 しかし「極アミ」なら、多少のことではゆがまないので、調理前にしっかり予熱ができるのだ。

 また、鉄のフライパンと同じように、ワイヤーに窒化処理(ニトロプラス加工)を施すことで、鉄表面だけでなく内部にも窒素原子を浸透させておりサビにくく耐摩耗性もアップ。

 デリケートなフッ素樹脂加工のような表面のみの加工とは異なり、金属製の串やトングはもちろん、金属たわしを使えるのがうれしい。

 しかも鉄製品は洗剤を使わないほうがいいといわれるが、窒化処理したワイヤーは洗剤使用OK。万一、食材がこびりついてもガシガシ洗えるのでストレスとは無縁だ。

 サイズは240×210mm。カセットコンロのゴトクくらいの大きさだ。

「1枚で使える大きなサイズにすべきとの声がありました。しかし、汎用性を高めてアウトドアではない時間にも楽しんでいただけるようにと、このサイズに着地しました」(クラフトストア)

 対応する熱源は焚き火、炭火、家庭用ガスコンロ。安全センサー付きの家庭用ガスコンロでも、重みがあるので使用できるという。キャンプはもちろん、自宅でちょっとだけあぶり焼きができるのが楽しい。

●製品仕様
・価格:6820円(消費税込)
・サイズ:240×210mm
・重量:400g
・素材:鉄(φ2.5mmワイヤー)窒化処理(ニトロプラス加工)

Gallery 【画像】タフな焼き網「極アミ」を見る(4枚)
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