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「ハコスカ」と「フェアレディZ」のシートがリビングチェアになった! 日産公認の座り心地とは

日産公認の本物そっくりなチェアとは

 クルマ好きにとってクルマをイメージするグッズやアイテムは、ガレージやリビングでも使いたいもの。静岡県焼津市で木工家具専門「木工のデン」を営む職人・神野克昭さんが手掛ける作品は、そういう意味では旧車好きの心に刺さるアイテムといえるだろう。

日産お墨付きの「GTチェアー」。左が「スカイライン2000GT」、右が「フェアレディZ」。スケールは4/5だ
日産お墨付きの「GTチェアー」。左が「スカイライン2000GT」、右が「フェアレディZ」。スケールは4/5だ

「GTチェアー」と名付けられた職人のこだわりが詰まった手作りのイスは、クルマのシートをそのままチェアにしたようなデザインだ。モチーフになっているのは、昭和の名車である通称「ハコスカ(C10型スカイライン)」、そして、「フェアレディZ(S30型)」の純正シートだ。

「プリンスとダットサン、それぞれの名車の血統を受け継ぐシートを家庭用として、生活の中に落とし込むことが出来たら楽しみが広がるんじゃないか」

 神野さんのこうしたひらめきから、この「GTチェアー」の製作がスタートした。

●座り心地まで実車さながら

 家庭用としてクルマのパーツをリメイクして楽しむ発想そのものは、これといって目新しいものではない。しかし、神野克昭さんが手掛けるチェアは、中古車のシートなどをリサイクルするのではなく、まったく同じ形状、同じデザインのシートをゼロから作り出す点にある。

 家具職人としてのこだわりから、妥協を許さず丹精込めて作ったチェアは単に見た目が似ているだけではなかった。

 実車と同サイズ1/1フルスケール(ハコスカのみ)であることはいうまでもなく、こだわったのはシート表面の質感、縫い目の幅、そして内部構造、そして、その内部に使用するバネの形状、配置まで忠実に再現しているのである。その仕上がりは、実車に乗っているオーナーが座っても違和感を感じないほどの完成度。さらに、かつてハコスカやZを所有していた人が座ると、当時の光景を思い出すとまでいう。

 この作り良さ、再現性から、神野克昭さんが作った「GTチェアー」はメーカーからのお墨付きまでもらっているのだ。つまり日産公認のプロダクトなのである。そのため、シートバックには公認の証である純正エンブレムも付いているほどだ。

 近年の日産自動車は、それまでの長い歴史の中で培われてきた価値ある商標などを使って、ライセンスビジネス商品を展開している。まさに、神野克昭さんが作ったGTチェアは、そのコンセプトに当てはまるアイテムといえる。

 本当に価値ある良い物を求める大人の逸品として、また、むかしを懐かしむアイテムとして、「GTチェアー」はリビングだけでなくガレージにもよく似合う。

 いまならこれに座って「グランツーリスモ7」を楽しんでみてはいかがだろう。もちろん選ぶ車種はハコスカやZだ。

Gallery【画像】ガレージやリビングで使いたい「GTチェアー」を見る(14枚)

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