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俺たちのグランツーリスモが超リアルになって帰ってきた! 唯一の不満はガチャ要素? 発売10日後の評判とは

正当進化を遂げたレーシングシムの王道の評判は?

 1997年の登場以来、多くのクルマ好きゲーマーを魅了してきた「グランツーリスモ」。読者の中にも一度は遊んだことがある、という人は多いではないだろうか。実車を元にしたリアルな挙動やビジュアルが魅力で、今や、F1などを開催しているFIAがゲーム内で公式戦をおこなうほどだ。

トヨタ「GR86」や初代BMW「M3」、グループB仕様のプジョー「205」など、400車種以上を収録する(C)Twitter(@thegranturismo)
トヨタ「GR86」や初代BMW「M3」、グループB仕様のプジョー「205」など、400車種以上を収録する(C)Twitter(@thegranturismo)

●レイトレーシングの技術でさらに実車に近くなった

 そんなグランツーリスモシリーズだが、2022年3月4日に新作となる「グランツーリスモ7」を発売した。

 今作は、「グランツーリスモ スポーツ」で廃止された「キャンペーンモード(1人用モード)」が「グランツーリスモモード」として復活したほか、レイトレーシングを使用したグラフィックの向上、車種数の増大など、様々なアップデートがおこなわれた。いうなれば正当進化を遂げたということ。

 メニューには新たに「カフェ」が追加され、クエストを受け達成すると報酬としてクルマがもらえ、ライセンスモードや走行できるサーキットもここで増やすことができるようになった。

 タイヤを中心としたシミュレーションも進化している。ステアリング操作が足回りに、そしてタイヤへと伝わる感覚にリアルさが増した。タイヤの食いつきやトラクションの掛かり具合も手に伝わってくるほどで、実車を運転している感覚に近づいているのだ。

 これまでのグランツーリスモのように、トラクションコントロールオフでラフな運転をすれば、すぐにスピンしてしまう。そのリアルさはコーナーの脱出などではっきりと実感できるだろう。

 PS5が最新のハードなだけあって最高クラスのグラフィックを味わえる。レイトレーシングという技術で反射の表現力が高まり、クルマや水たまりでの表現力が向上した。気象データに基づいた本格的な天候シミュレーションや、それに応じた路面状況の変化なども新たに再現されている。ちなみにPS5版だけ、グラフィック設定に最大60fpsのパフォーマンス優先モードと、画質を高めたレイトレーシング優先モードが用意されている。

●欲しいクルマがなかなか手に入らない!

「素晴らしい新作だ!!」と褒めちぎりたいところだが、残念ながら現代のゲームらしい理由で、ちょっとした不満も巻き起こっている。

 今までのグランツーリスモでは、ゲーム内通貨を使うことでほとんどのクルマを買うことができた。ところがグランツーリスモ7では、購入権というものが必要なクルマが存在する。この購入権はガチャのみで入手可能で、たとえゲーム内通貨が足りていても買えないクルマがあるのだ。しかもそのガチャが全く当たらないという。発売後まもなく、SNS上や専門サイトではこのシステムに不満を持つ声が散見されている。

 メーカーごとの歴史博物館やフォトモードなど、レース以外も楽しめるレーシングシムは多くない。不満要素がないといえば嘘になるが、クルマが好き、走ることはもっと好きという方は、この最新版をプレイしてみてはいかがだろうか。

Gallery【画像】リアルすぎる「グランツーリスモ7」のグラフィックを見る(8枚)

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