VAGUE(ヴァーグ)

人気ぶりも納得のハイコスパ“世界一売れてるPHEV”三菱「アウトランダー」がプレミアムを目指す理由

デザインもメカニズムもほぼすべて刷新

 SUVタイプのPHEV(プラグインハイブリッドカー)において、世界一の累計販売台数を記録するモデルが三菱自動車工業の「アウトランダーPHEV」だ。

 PHEVは外部からの充電も可能な大容量バッテリーを搭載するハイブリッドカーで、充電容量が十分な状態ならば、エンジンを止めたまま一定の距離(新型アウトランダーPHEVはカタログ値で83〜87km)をモーターだけで走行できる。一方、バッテリー残量が減ってもエンジンを回して充電・走行できるため、ロングドライブでも不便を感じない。まさにEVとハイブリッドカーを“いいとこ取り”したクルマがPHEVというわけだ。

PHEVの主戦場である欧州マーケットでプレミアムブランドのモデルと互角に戦うべく、質感と走りを磨き込んだ新型アウトランダーPHEV
PHEVの主戦場である欧州マーケットでプレミアムブランドのモデルと互角に戦うべく、質感と走りを磨き込んだ新型アウトランダーPHEV

 今回、初めてモデルチェンジを受けたアウトランダーPHEVだが、その内容はきわめて濃い。デザインは内外装とも完全に刷新されたほか、車体構造もプラットフォームから一新され、バッテリーやモーターの出力も先代モデル比で約1.4倍へと向上した。開発陣は「変わっていないのはエンジンくらい」というが、そのエンジンにしても純粋なキャリーオーバーではなく、ブロックの設計など一部を変更している。

 そんな新型アウトランダーPHEVに乗ってまず驚くのは、インテリアの見事なつくり込みだ。全グレードに標準装備となる12.3インチのフル液晶メーターと9インチのセンターディスプレイは、操作性や視認性に優れるのはもちろんのこと、抜群の先進感も演出。さらに、内装パネルのほぼすべてが肌ざわりのいい表皮で覆われるなどソフトパッド化されている上、ドライブモードのセレクターダイヤルやエアコンの操作パネルなど、スイッチ類の仕立てのよさでもライバルをリードする。

 その上、上級グレードは柔らかい肌ざわりが魅力の“セミアニリンレザー”をシート生地にあしらい、センターコンソールなどには本物のアルミ製パネルをコーディネート。イマドキ、高コストのリアルアルミをインテリアにあしらったクルマはプレミアムブランドでもごく一部に限られているため、アウトランダーPHEVのプレミアム感あふれるインテリアには思わず目を奪われる。

Next20インチのタイヤ&ホイールを履きこなす
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