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信州・松本の早春の魅力を感じられる「木のスペシャリストが手がけたオートキャンプ場」が新装オープン

生命の息吹を感じられる早春にオープン

 リニューアルオープンは、早春の2022年3月26日を予定している。実は信州は高地寒冷という気候の影響から、この時期に営業しているキャンプ場は珍しい。「松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場」も1995年の営業開始からリニューアル前まで、この時期は営業していなかったという。

「信州エリアのキャンプ場は、その寒冷な気候などから、一般的にゴールデンウィークごろにオープンする施設が多く、当キャンプ場も例外ではありませんでした。しかし、信州エリアでの春キャンプでは、この時期にしか味わえない魅力があります。早春は残雪の下にふきのとうなどが顔をのぞかせ、森の周辺では草木が芽吹き、新しい生命の力が満ちあふれてきます。

 またこの時期は、夏に比べて虫が少なく、雨も降りにくく、日中は心地いい陽気のもと、快適に過ごせる穴場的なシーズンでもあります。そんな大地のエネルギーがあふれるこの時期にぜひキャンプを楽しんでいただきたいとの思いから、早春のオープンに向けて準備を進めています」(藤澤さん)

 さらに、4月中旬から後半は桜が見ごろを迎え、お花見キャンプも楽しめるなど、信州ならではの春キャンプを楽しめる。

さまざまな木々を用いた薪がそろっており、“火持ち”の具合やにおいの変化など、薪自体の違いを試しながら確認できるため、いつもとひと味違う焚き火を楽しめる
さまざまな木々を用いた薪がそろっており、“火持ち”の具合やにおいの変化など、薪自体の違いを試しながら確認できるため、いつもとひと味違う焚き火を楽しめる

●独自のアクティビティも各種用意

「松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場」では春季の特別体験として、林業体験や乗馬体験、地元の特性を活かしたさまざまなローカルイベントなど、独自のアクティビティも用意している。

 なかでも注目は林業体験プラン。植樹、枝打ち、薪割り、焚き火などをとおして、自然の奥深さや林業という仕事の一部を体感できる。また、さまざまな木々を用いた薪がそろっており、“火持ち”の具合やにおいの変化など、薪自体の違いを試しながら確認できるため、いつもとひと味違う焚き火を楽しめる。

 また乗馬体験プランでは、地元で馬搬や農耕馬として活躍している北海道ばんえい競馬の引退馬「ヤマト」に乗り、キャンプ場を周遊可能。人馬一体感を味わいながら、裏山で遊ぶようにキャンプ場をめぐる、同施設ならではのアクティビティだ。

「当施設では“Born in Matsumoto”と銘打ち、この地域の店舗や協力業者と連携したサービスもおこないます。アウトドアで楽しむローカルフード、クラフトビール、燻製食品などをぜひ味わってください」(藤澤さん)

 施設は松本市街からクルマで30分とアクセスも良好。場内には電源や温水設備などが用意され、初心者キャンパーにもやさしい施設となっている。

 開放感あふれる景色とともに焚き火やBBQを楽しんだり、満天の星空を眺めたりとリラックスした時間を過ごせる「松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場」。木の香り漂うキャンプの醍醐味を存分に満喫したい。

●施設概要
・施設名:松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場
・2022年の営業期間:2022年3月26日〜11月末日まで(予定)
・利用料金:4820円より(広場サイト、消費税込、以下同)、5840円より(区画サイト)
・サイト数:約60
・サイト仕様:オートサイト、電源つき、1区画約100平米(自然な地形を活かした区画)
・設備:センターハウス(売店、レンタル品あり)、共用水場(温水あり)、トイレ、コインシャワー完備

・住所:長野県松本市三才山1871
・長野自動車道「松本IC」または「梓川スマートIC」よりクルマで約30分
 https://misuzuko.net/

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