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「アートを食べよう!」クロード・モネの「散歩・日傘をさす女性」をモチーフにしたアフタヌーンティーのお味とは

第5弾となる絵画はクロード・モネの「散歩、日傘をさす女性」がモチーフ

 絵画をモチーフにした新感覚アフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン」は、2020年11月からスタートし、4か月ごとにテーマとなる絵画が変わり、その世界観をスイーツやセイボリーで表現されている。

 第1弾は、サルバドール・ダリの「記憶の固執」の世界観を表現した『Memory(メモリー)』、第2弾は、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を再現した『Pearl(パール)』、第3弾には、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の情景を表現した『Supper(サパー)』、第4弾は、エドゥアール・マネの「笛を吹く少年」をモチーフにした『Fifer(ファイファー)』と、どの絵画もすぐに思い浮かぶ名作ぞろい。

 そして、第5弾として登場したのが、クロード・モネの「散歩、日傘をさす女性」の世界観を表現した『Parasol(パラソル)』だ。日差しが強くなり始めるこの季節にぴったりの絵画が、遊び心あるスイーツとこだわりのセイボリーやペアリングモクテルで表現されている。

「アフタヌーン・エキシビジョン」という名のとおり、まるでアート観賞のように芸術的な午後のひとときを過ごしてもらいたいとの思いが込められたアフタヌーンティーだ。

クロード・モネの「散歩、日傘をさす女性」の世界観を表現した『Parasol(パラソル)』
クロード・モネの「散歩、日傘をさす女性」の世界観を表現した『Parasol(パラソル)』

●クロード・モネの生涯をゆかりの地や時代にちなんで表現

 今回の「パラソル」は、「散歩、日傘をさす女性」をメインに、印象派を代表するフランスの画家クロード・モネの生涯を、モネゆかりの地や時代にちなんだ8種類のスイーツとセイボリーで、年表をたどるように食べすすめる細長いプレートでスタートする。

 アート作品のように並べられ、ひとつひとつの手前にネームプレートも配され、まさに美術館で絵画を鑑賞している気分になれる。コース料理のように、左から順に食べるのがシェフのおすすめだ。

 まずは、サントノーレ。1840年、パリ9区で誕生したモネのスタートの地。当時、パリの菓子職人によって考案されたお菓子であるザクザク食感のクッキー生地を纏わせたミニシューが、キャラメルソースが添えられ積み上げられたもの。フランスでは、特別なシーンで登場することでも知られ、ビッグサイズのものはウェディングケーキにする人もいる華やかなスイーツでスタートだ。

 続いては、ピュイダムール。ノルマンディー地方で18世紀に考案されたお菓子で、通常はパイの器の中にクリームをたっぷりしぼり表面をキャラメリゼするが、こちらはカルバドスを加えたアイス仕立ての上に飴細工がトッピングされていた。これから暖かくなる季節にぴったり。

美術館で絵画を展示するようにスイーツやセイボリーが並べられたロングプレート
美術館で絵画を展示するようにスイーツやセイボリーが並べられたロングプレート

 クロード・モネの人生をたどりながら、当時拠点としていた地域や国の伝統菓子などをアレンジし表現されている。ロンドンに渡った1870年当時はスコーンで表現。英国のアフタヌーンティーで欠かせないスコーンは、さくさく食感で、ひと口で食べると口の中にベーコンと胡椒の香りが広がり、セイボリーとして楽しめる。口が甘くなってきたところに、絶妙のタイミング。

 最後のミルリトンも、ノルマンディー地方の郷土菓子だそうだ。サクサクのパイ生地にオレンジフラワーエッセンスのやさしい香りが広がる。これは、モネが大切に育てたジヴェルニーの庭の花々と、晩年意欲的に描いた約250枚もあるという連作「睡蓮」を思い起こさせてくれる。

 ペアリングのモクテルには、モネの故郷のフランスで主流であるフレーバーティーに、日本好きのモネにちなみ、梅など和の要素も取り入れられている。ソーダやハーブですっきりしたモクテルだ。

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