未来を見据えた自然体験型のリゾート施設
高知県土佐清水市の足摺で、地域に親しまれてきた老舗旅館「足摺パシフィックホテル花椿」が、アジア屈指の滞在型リゾート施設「TheMana Village(ザマナ ヴィレッジ)」として新たなスタートを切った。

段階的に客室の一部リニューアルや大型プールの大胆な改装などを経て、今回、施設名も刷新。今後は、日本を代表する新しい地方創生のモデルとなるような自然体験型の滞在エリアとして人の流れをつくり、土佐清水市全体の活性化も目標にかかげているという。
「TheMana Village」として生まれ変わった新施設ついて、運営元であるCatalystの藤田さんは次のように話す。
「施設名の“TheMana”(ざまな)とは、高知の方言で『すごく』や『とても』を意味する言葉の“ざまな”と、ハワイ語で超自然的な力や生命に宿る力を意味する“マナ”に由来しています。
当施設は、足摺宇和海国立公園という自然豊かな地域にあります。足摺の魅力である、ありのままの大自然を生かし、それを守っていく取り組みを大切にしています。館内で使用するアメニティ類に環境へ配慮したアイテムを使っているのはその一例です。
また足摺には、足摺岬に代表される大自然が生み出すダイナミックな景観や、豊かな海や大地からの恵みである地域特有の食文化、そして、地元出身の職人や作家がつくるアートワークなどすばらしい魅力があります。『TheMana Village』はこれら足摺の魅力を地域一丸となって人々に伝える場所になりたいと考えています」
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