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「ノスタルジック2デイズ」で見つけた心に残るカッコいいクルマBEST3! 世界でもっとも有名な「カウンタック」とは

「ノスタルジック2デイズ2022」の印象的なクルマBest3

 今回で13回目となる「Nostalgic 2 days(ノスタルジック2デイズ)」は、国産旧車専門誌『ノスタルジックヒーロー/ハチマルヒーロー』、『ノスタルジックスピード』の発行元である株式会社芸文社が主催することから、国産クラシックおよびヤングタイマー・クラシックカーの愛好家やスペシャルショップなどが、日本国内はもちろん海外からも集まってくる。

 当然ながら出品されるクルマも販売車両/オーナーカー問わず国産車が大多数を占めてきたものの、ここ数年は輸入車の比率が次第に高まってきているようだ。今回は、このイベントを訪ねた筆者の独断と偏見による、印象的だったクルマBest3をご紹介させていただきたい。

伝説のフェアレディ「Z432R」と、先ごろ東京オートサロンで発表された「Z Customized Proto」の2ショット
伝説のフェアレディ「Z432R」と、先ごろ東京オートサロンで発表された「Z Customized Proto」の2ショット

●フェアレディZ軍団

 例年このイベントでは、日本を代表するスポーツカーである「フェアレディZ/ダットサンZ」の展示が非常に多いのだが、とくに今回は、7代目にあたるニューモデルの大々的な国内デビューが巷の話題となっていることを受けて、特別企画展として「歴代フェアレディZ全車展示」が開催されることになった。

 この展示では、初代S30系のフェアレディZ/ダットサン240Zから新型「フェアレディZ Proto Spec.」まで、7世代/8台のZが勢ぞろい。しかも純正色にイエローの設定が無かった3代目Z31以外は、すべてイエローのZ軍団が圧巻の並びを見せた。

 また少し離れた場所には、初代S30系時代最初期にごく少量が生産されたレーシングホモロゲートモデル「フェアレディZ432R」と、それをイメージしたといわれる新型フェアレディのドレスアップコンセプト「Z Customized Proto」も、本邦初公開の2ショットを披露し、会場ではカメラを向けるZファンたちがあとを絶たなかった。

ポルシェ924カレラGTR
ポルシェ924カレラGTR

●ポルシェ「924カレラGTR」

 会場を訪れた識者、とくに往年のレーシングカーに造詣の深いギャラリーたちを驚かせていたのは、1981年に17台のみが生産されたといわれる、究極のポルシェ「924カレラGTR」が、久しぶりに公衆の面前に現れたことだった。

 ポルシェ924カレラGTRは、1979年モデルとしてデビューした924ターボをベースとするレース用ホモロゲート車両として400台が限定生産された「924カレラGT」に、さらなるレーシングチューンを施したモデルで、911でいえばカレラGTが「カレラRS」にあたるのに対して、こちらは「カレラRSR」に相当する。

 ボディは大型のオーバーフェンダーやロールケージで武装されたほか、ヘッドライトはリトラクタブルから固定式に変更。2リッター直列4気筒ターボエンジンは大径ターボの採用などで、375psの最高出力と40.5kgmの最大トルクを発生していた。

 またシャシについても、ポルシェ935用パーツなども流用してレース用に大幅な改造を受けていた。

 新車として日本に輸入されたのは数台のみで、この個体は当時のカーグラフィック誌の表紙も飾ったのだが、レースに投入されることのないまま、長らく秘匿されていたという。

 それだけに、今回のお披露目はポルシェ愛好のみならず、多くの来場者にとって大きなサプライズとなったのだ。

Next出展の多かったランボルギーニの中でも特別な「カウンタック」とは
Gallery【画像】フェアレディZからカウンタックまで! 会場で見つけた注目のクルマを見る(16枚)

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