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日本の四季を和紙で表現!「ザ・シチズン」が織りなす和の世界観

日本古来の美意識からインスピレーションを得た数量限定モデル

 窓越しの風景を絵画に見立てて楽しむピクチャーウインドウは、近年一般住宅においても人気のしつらいだが、外の風景を窓枠で切り出して楽しむという技法は、日本人が古くから用いてきたもの。例えば京都の源光庵、鎌倉の明月院などにみられる丸窓からのぞむ景色の美しさはつとに有名だ。

 こうした日本古来の美意識からインスピレーションを得たのが、今回「ザ・シチズン」からリリースされた限定モデル「アイコニック ネイチャー コレクション」。

 丸い窓枠で切りとったような四季の情景を、日本三大和紙のひとつに数えられる土佐和紙を用いて繊細に表現したもので、春・夏をイメージした2モデルを2022年2月24日より、秋・冬をイメージした2モデルを同年8月より、順次発売する。

四季折々の表情をダイアルで楽しむ
四季折々の表情をダイアルで楽しむ

●彩を増す春の新緑、空や海と溶け合う夏雲を丸窓に見立てたダイアルで愉しむ

 ダイアルを透過した光を、ケース内部に備えたソーラーセルが捉えて発電。その電力で集積回路を作動させて時計を駆動させる、シチズン自慢の“光発電 エコ・ドライブ”。

 古来より室内に光を取り込む障子などに使われてきた和紙は、この“光発電 エコ・ドライブ”のダイアルを彩るのにうってつけの素材だ。

 ザ・シチズンではこれまでもいくつかのモデルで和紙ダイアルを用いてきたが、今回の限定モデルでは窓の向こうで移りかわる春夏秋冬の風景をイメージした、情感豊かなバリエーションを展開する。

 2月発売の春モデル「息吹(いぶき、品番:AQ4100-06W)」、夏モデル「紺碧(こんぺき、品番:AQ4100-14L)」では、世界でもっとも薄い和紙ともいわれる極薄の土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)を重ねたグラデーションによって、時間の経過とともに少しずつ濃さを増していく新緑の美しさや、空と海、湧き上がる雲が溶け合うさわやかな夏の情景を表現。

 一方、8月発売予定の秋モデル「綾錦(あやにしき、品番:AQ4102-01X)、冬モデル「静寂(しじま、品番:AQ4100-22E)」では、長い繊維を漉き込んだ雲龍紙を用いて濃淡の中にアクセントをプラス。ブラウン、シアンの陰影の中に漉きこまれた独特の繊維の流れが、雲海のなかを颯爽と走り抜ける龍の姿を思わせる。

 ムーブメントにはいずれのモデルも年差±5秒の光発電エコ・ドライブCal.A060を採用、またケースには肌に優しく、耐傷性に優れるスーパーチタニウムを使用している。

 LWG認証を受けたタンナーにより製造されたワニ革、またダイアルとりゅうず、裏ぶたに配したイーグルマークも風格たっぷり。

 静謐な意匠の中に日本らしい世界観を秘めた、美しいタイムピースだ。

●製品仕様
価格:38万5000円(消費税込)
型番:AQ4100-06W/息吹(いぶき) AQ4100-14L/紺碧(こんぺき)、 AQ4102-01X/綾錦(あやにしき)AQ4100-22E/静寂(しじま)
ケース径:38.3mm
ケース厚:12.2mm
ケース:スーパーチタニウム(デュラテクトプラチナまたはデュラテクトゴールド)
バンド:ワニ革(LWG認証)
ガラス:デュアル球面サファイアガラス(クラリティ・コーティング)
ムーブメント:Cal.A060 年差±5秒 光発電エコ・ドライブ
防水性能:10気圧防水
販売数:各250本限定
発売日:2022年2月24日(息吹、紺碧)、2022年8月予定(綾錦、静寂)

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