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【短評】最新のカッコよさをまとった「カマロ」はデザインだけで買う価値あり! 728万円のV8モデルはバーゲンプライスだ

「カマロ」はいつの時代も最新の「カッコイイ」スタイルだった!

 あれは1994年のことだった。その前年にデビューした第4世代のシボレー「カマロ」を衝動買いしてしまったのは。

 折しも世界は円高の渦中にあり、円高還元とばかりに輸入車の値段もどんどんリーズナブルになっていた頃である。デビューしたての新型カマロの、しかも5.7リッターV型8気筒エンジン(LT1型)を搭載する「Z28」でさえ、確かディーラーでも430万円ほどで買えたと記憶している。

 衝動買いの理由はただひとつ、デザインの美しさにあった。その流麗な造形を生み出したデザイナーは、後にフェラーリで「エンツォ」などさまざまな秀作にも携わった、日本人デザイナーの奥山清行氏だった。

いま新車でV8エンジン搭載車を700万円台で購入できるのは、幸せなことといわねばならない
いま新車でV8エンジン搭載車を700万円台で購入できるのは、幸せなことといわねばならない

●第5世代をキープコンプセプトした最新カマロ

 第4世代カマロは2002年に生産が中止され、それから2009年に復活を遂げるまで、カマロはシボレーのカタログから消えた。

 そして2009年に登場した第5世代カマロは、そのデザインを初代カマロのそれにモチーフを得た、レトロモダンなスタイルへと変化させてきたのだった。

 外観からはとてもコンパクトに見えるキャビンの造形。前作とは異なりハッチゲートを廃し、2ドアクーペのスタイルへと回帰したことなど、カマロのファンを再び熱狂させるデザインがそこにはあった。

 そして現行モデルとして我々が手にすることができるのは2015年に発表された第6世代で、2020年に登場したマイナーチェンジ版の最新作である。

 エクステリアデザインは、第5世代のイメージを確実に継承しているが、そのメカニズムの進化は大きく、実際の走りの中に確実に表れている。

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