ホテル名は任天堂の前身企業にちなんだもの
京都の鍵屋町にある任天堂の旧本社社屋が、2022年4月にホテル「丸福樓(まるふくろう)」へとリノベーション。設計・監修は、世界的な建築家である安藤忠雄氏が手掛ける。

「丸福樓」誕生の背景について、ホテルの運営を手がけるPlan・Do・See(プラン・ドゥ・シー)の広報・汪さんは次のように語る。
「任天堂は京都の鍵屋町で1889年より歴史を刻んできました。1947年に、任天堂の前身である山内任天堂が花札、かるた、トランプの製造・販売をおこなう丸福株式会社を設立。その歴史にちなみ、当時の屋号をホテル名に冠しました。
旧本社はもともと、社屋、工場、そして創業家である山内家の住まいとして利用されていたこともあり、存在感ある建物は当時の面影を残しています」
page
- 1
- 2