VAGUE(ヴァーグ)

わけて、つなげて、3つの長さに変えられる次世代ペグがクラファンに登場

最小限のペグであらゆる状況に対応できる

 ペグはソロ用の小型テントなら、普通の地面の場合で15?20cmもあれば事足りるが、砂地などゆるい地面では30cmほどの長めがほしくなる。かといって、長短2種類のペグを用意するのは大変だ。

「TSUNAGU」は、地面の上に出る“ヘッド”と中間部の“シャフト”、そして地面に差し込む先端の“ニードル”の3つのパーツにわかれている。シャフトの数を変えることで約20cm・32cm・44cmの3つの長さに変えられる画期的な構造のステンレススティール製ペグなのだ。

ヘッドとニードルの間にシャフトを1?3本つなぐだけ。曲がってしまったパーツのみを交換できるサステナブルなペグでもある
ヘッドとニードルの間にシャフトを1?3本つなぐだけ。曲がってしまったパーツのみを交換できるサステナブルなペグでもある

●様々なアイデアを活かせる分割式ペグ

 一般的なステンレスペグの場合、20cmと30cmを6本ずつ揃えると2000gに迫る重量となる。ところが「TSUNAGU」は、32cm(20cmでも使用可)ペグで6本792g。44cm(20cm・32cmでも使用可能)6本でも1068gとなる。

 大幅に軽量化できるうえ、わざわざ使わないペグをもう1セット分持っていかなくてもよいと、クラウドファンディングで話題となっている。

 使い方はシンプル。ヘッドとシャフト、ニードルをそれぞれネジ込むだけ。一番長くして使っても、すっきりしたシルエットなので少し本体をねじって隙間をあければ簡単に地面から引き抜ける。

 また、ステンレス(SUS303)製なのでアルミに比べ曲がりにくく、錆にも強い。もっとも、どんなにタフなペグであっても、まっすぐ打ち込まないと曲がることはある。そんなときは、曲がった部分だけ交換して使い続けられる。これも「TSUNAGU」の注目すべき点だ。

「ペグ表面の手触りや滑らかさを追求し、試作品は国内の工場で作りました。とても良い仕上がりになりましたが、製造費がとんでもなくかかる。お求めやすい価格にするため、品質を変えずに製造コストを下げる取り組みに苦心しました」(LEVEL1担当者)

 現在の製造パートナーと出会ったのは、新潟県の燕・三条市のものづくり展示会。LEVEL1の考えと一致する中国の工場に製作を依頼したところ、国内試作品と同等のクオリティで仕上がってきたので驚かされたという。

 製造は中国工場に委託しているが、品質は国内で厳正にチェックしている。ねじ込み式のプロダクトは精度がばらつきがちだが、価格を抑えつつ品質が均一なのがうれしい。

 分割できる「TSUNAGU」だから、カスタムの夢が広がる。

 接続部に薄い自在金具を挟めばランタンスタンドやギアハンガーになるし、手持ちのシートを張れば薪スタンドにもなる。今後ユーザーの声によっては、フックなどオプションパーツの用意も考えているという。

「昔からあるペグは市場も成熟しているため、いかに付加価値をつけられるかに苦心しました。また、持っていて自慢したくなる遊び心を入れることも重要だと考えています」(LEVEL1)

 LEVEL1担当者によると、新商品を開発していると、顧客に求められずに?分勝?な商品開発へ進んでしまうことがあるという。

 そのため、?般販売前にテストマーケティングが必要と判断し、展?会やクラウドファンディングをおこなって顧客の声を取り?れる予定。キャンプをより便利にし、楽しく時間を過ごせるためのアイテム開発を続けたいと考えているとのこと。クラファンの締め切りは2022年2月27日。

●製品仕様
・一般販売予定価格(消費税込):20cm6本/1万560円、32cm6本/1万3200円、44cm6本/1万5840円(どの長さもリボルバー付き)、延長用シャフト6本2640円
・サイズ:20.5cm、32.5cm、44.5cm
・パーツサイズ:ヘッドφ15×35mm、シャフトφ8×120mm、ニードル5cm
・重量:86g(20cm)、132g(32cm)、178g(44cm)
・パーツ重量:ヘッド29g、シャフト46g、ニードル11g
・素材:ステンレススティール

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