アメリカンなキャンピングカーはソーラーパネルも標準装備! 災害時にも心強い「ウィネベーゴ ソリス」とは?
アメリカンなキャンピングカーの定番「ウィネベーゴ」とは
キャンピングカーでアウトドアライフを楽しむ文化が定着しているアメリカにおいて、絶大な人気を誇っているのがウィネベーゴ社だ。
1958年の創業からアメリカのRV(レクリエーショナル・ビークル)の代名詞として君臨するウィネベーゴ社は、アメリカにおいて、業界No1の絶大な人気を誇るトップビルダーである。
●ロードムービーに登場するようなキャンピングカー
日本でのウィネベーゴ社の正規代理店は、千葉県に広大な展示場を持つ「ニートRV」が唯一の存在だ。アメリカならではのアウトドア文化を育みつつも、日本での使い勝手を考慮したモデルを提供している。
幕張メッセで先日開催された「ジャパンキャンピングカーショー」では欧州キャンピングカーの勢いを強く感じたが、我々が注目したのはヨーロッパ的な発想ではなく、アメリカならではの質実剛健でありながらも考え尽くされた機能と装備を満載するウィネベーゴ「ソリス59P」だ。
キャンピングカーのクラス別カテゴリーでは、このソリスは日本モデルでいうところのバンコンと同じ扱いになる。ウィネベーゴ社ではキャンパーバンというネーミングで製作し、アウトドアでの使用を前提としたシンプルな作りが特徴だ。
ソリス59Pの乗員定員と就寝定員は4名で、車両価格(消費税込)は1447万9300円だ。
アメリカのモーターホーム、キャンピングカーの発想は、オートキャンプや長期の旅行でも、自宅と同じように快適な生活を送ることができるように設計・製造すること。そして、キャンパーバンであるソリスには、これらに加え、限られたスペースの中で、どれだけコンパクトに数多くの装備を収め、それを機能的に配置できるかという課題もある。そのため、収納も含めて搭載した装備はアイデア満載になっている。
そこで、ジャパンキャンピングカーショーで取材してきた「ソリス59P」を例に、次のページでアイデア溢れる装備を見てみよう。
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