VAGUE(ヴァーグ)

新型「レンジローバー」はBEVを待ったほうがいい? 現実的な賢い選択はPHEVモデルで正解の理由とは

最上位グレードはV8モデルに匹敵するパワーを誇る

 2021年10月に発表された新型「レンジローバー」は、ランドローバーのフラッグシップモデルだ。段差の少ないモダンなエクステリアに加え、電子制御エアサスペンションはスポーツ走行からコンフォート走行まで、幅広い用途をカバーする。

 そして最大渡河水深はディフェンダーと同じ約900mmで、オフロード性能も抜かりがない。7人乗りレイアウトや後輪操舵システムを初採用するなど実用性も向上した。

グリルやヘッドライト、ドアハンドルなどは、ボディとの段差を極力作らないフラッシュサーフェスなデザインとなっている(C)Jaguar Land Rover
グリルやヘッドライト、ドアハンドルなどは、ボディとの段差を極力作らないフラッシュサーフェスなデザインとなっている(C)Jaguar Land Rover

●BEV待ちではなく、オススメはPHEV

 MLA-Flexと呼ばれる新開発のアーキテクチャを採用した新型は、マイルドハイブリッドディーゼルからツインターボV8、さらにフル電動まで様々なエンジンラインナップを備えることが可能となった。その中でも注目されているのがPHEVだ。

 PHEVは、通勤などの日常使いをまかなえるほどの長いEVモード航続距離を備え、普段はEVとして活用をすることができ、長距離ドライブではハイブリッドとして充電を気にすることなく乗ることが可能だ。さらにワインディングでは、モーターアシストによるパワフルなドライビングが楽しめる点も魅力的だ。

 グレードは「P510 PHEV」と「P440 PHEV」のふたつを用意し、両者とも3リッター直列6気筒エンジンと105kWモーターが装備される。P510 PHEVは、最高出力510psを誇り、最上位のV8ガソリンモデルであるP530の530psに迫るパワフルさを秘める。

 バッテリーには38.2kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、電気のみで最大113kmの走行が可能となっている。充電は普通充電に加え、PHEVには珍しく急速充電に対応しており、日本のCHAdeMO規格にも対応すると思われる。

 新型レンジローバーはBEVの発売も予定しており、それも注目すべき1台ではある。だが、充電インフラの普及が発展途上である今は、ガソリンエンジンと電気モーターの両方のメリットを享受できるPHEVが絶対に失敗しないチョイスだろう。

>> ランドローバー・レンジローバー の中古車をさがす

Gallery【画像】買って後悔しない高級SUVの王道「新型レンジローバー PHEV」を見る(8枚)

RECOMMEND