VAGUE(ヴァーグ)

電動アシストらしくないオシャレe-Bikeが実現「変速機に頼らないダイレクトな走り」とは

フレームカラーの黒に対する強いこだわり

 さらに「Musashi Velo CS01」は、フレームカラーにも強いこだわりがあるという。本作を展開するムサシの惣塚利郎さんは、次のように解説する。

「マットブラックのフレームカラーには、かなりこだわりました。単純にマットブラックといえども、理想の黒にたどり着くまでに試行錯誤を重ねました。また、フレームだけでなくネジやビスも黒く加工することで、フレームの黒がより引き立つよう配慮しています」

●アシストオフで走るとエクササイズ代わりにも

「Musashi Velo CS01」はシングルスピード仕様のため、当然ながらギアを変速できない。その代わり、アシスト力を5段階に調整できる“5段階電動アシストプログラム”を搭載。道路の状況や体力に合わせて気軽に切り替えられるのだ。

「たとえば通勤に使う場合、朝の出勤時は、汗をかきたくないのでアシスト強度を高めてラクに走り、逆に自宅へ帰るときは、トレーニング代わりにアシスト強度を低めたりオフにしたりして走る。また休日は、アシストを効かせてより遠くを目指して走る……。このように「Musashi Velo CS01」は、単なる移動手段としてだけでなく、シーンや楽しみ方に応じて乗り方を選べるのが特徴です」(惣塚さん)

バッテリー容量は11.2Ah。約6時間のフル充電で約60kmのアシストが可能と謳うが、アシストオフを交えながらの街乗りなら約100km以上のアシスト走行も可能だ
バッテリー容量は11.2Ah。約6時間のフル充電で約60kmのアシストが可能と謳うが、アシストオフを交えながらの街乗りなら約100km以上のアシスト走行も可能だ

 気になる内蔵バッテリーの容量は11.2Ahで、約6時間のフル充電で約60kmのアシストが可能とうたっているが、アシストオフを交えながらの通常の街乗りなら、約100km以上のアシスト走行も可能だという。たとえば通勤で往復20km走る人の場合、週に一度の充電で済むので利便性が高い。

 また「Musashi Velo CS01」は徹底した軽量化が図られており、電動アシスト自転車としては軽量な17kgに抑えられている。そのため万一、バッテリー残量がなくなっても、平地であれば軽快に走れるのだ。

 加えて、クイックリリース式の前輪を採用するため、クルマのラゲッジスペースなどにも気軽に積み込める上、旅先などでも利用可能。前後輪ともディスクブレーキを搭載しているため、雨などでぬれた路面でも安心して走れる点も魅力的だ。

 坂道でもグイグイ上れる電動アシスト自転車が欲しいけれど、フツーのモデルはデザインがイマイチで……。「Musashi Velo CS01」はそんな欲張りな人をも満足させる、カッコよさと爽快な走りを兼備した注目モデルだ。

●製品仕様
・価格:24万2000円(消費税込)
・サイズ:全長180cm、最大幅63cm
・重量:17kg
・タイヤサイズ:700x28c
・アシスト航続距離:60km
・充電時間:フル充電まで6時間

Gallery 【画像】デザインや走り味にこだわったクロスバイクタイプのe-Bikeを写真で見る(7枚)
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