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その響きに惹かれる!1969年製の名品を復刻させた「スカイダイバー」限定モデル

謎めいたエピソードが想像力を掻き立てる1969年製スカイダイバー

 数あるスイス時計メーカーの中でも、エドックスはとりわけ独特の魅力を放つブランドのひとつかもしれない。

 創業130年を超える老舗ながらも、大人ぶったりかしこまるというよりむしろ、手にした者の想像力をかきたて、新たな夢や冒険へと導いてくれる。なんともロマンティックな雰囲気をたたえているのだ。

 例えば2019年に登場した、クラシックなミリタリーウォッチ「スカイダイバー」。これはエドックスの工場書物庫内でデザイン画が発見されながらも、仔細不明のまま眠っていた資料を元に、かつて同社に勤めていた時計職人の証言から情報を得て復刻した幻のコレクションだ。

 証言によれば、当該のデザイン画はとあるスイス軍大佐の指示により、精鋭パラシュート部隊のために極秘で開発・製造された軍用時計の資料であったとのこと。

 デザイン画には「1973年/特別限定生産」の文字が添えられていたが、アーカイブを調査し続けた結果、どうやらこの「スカイダイバー」の起源は1960年代にまで遡ることが判明したという――こんなミステリアスなエピソードを聞いたなら、誰だって否応なしに想像力がくすぐられてしまうだろう。

カーキグリーンが個性的な「80126 3N NINV」
カーキグリーンが個性的な「80126 3N NINV」

●個性的なインデックス、レザーバンド……いままでにないヴィンテージ感に心ときめく

 さて、そんな「スカイダイバー」に2022年2月、新たな限定モデルが登場する。

 もともとクラシックな意匠を特徴とする同コレクションだが、今回発売の限定モデルは1969年製造とされるアーカイブを、最新の技術と素材をもって忠実に再現したもの。

 大ぶりのリューズや個性的なデザインのインデックス、ボリューム感のあるドーム型サファイアガラスなどからは、いままでにないヴィンテージ感を感じ取ることができる。

 ムーブメントには、自動巻きキャリバー80を採用。リューズガードを持たない42mmケースには耐食性にすぐれた316Lステンレススティールを、5分おきの目盛りを配したスリムなカウントアップベゼルには耐傷性の高いハイテクセラミックを採用している。

 気密性を高めるねじ込み式リューズを堅牢なケース構造と合わせることで、300mの防水性能を実現するなど、時計としての実用性も上々だ。

 レトロな雰囲気を漂わせる一方、セミマットのブラックダイアルは最新塗装技術を用いて仕上げられたもの。

 それぞれ大きさの異なるアプライド式インデックスには、発色の美しいベージュとグリーンのスーパールミノバを重ねることで、スタイリッシュな印象を添えている。

 このほか、ケースバックに刻まれた空挺部隊をイメージしたモチーフや、ゴム引きのレザーバンドに施された“クチュールセリエ”と呼ばれる手縫いのステッチなど、一つひとつのディティールがとにかく魅力的。

 時代を超えて蘇ったアーカイブモデルを手中に抱く喜びを、シンプルに味わってみたい。

●製品仕様
・価格:26万4000円(消費税込)
・ケース径:42mm
・ケース厚:13.9mm
・ケース:316Lステンレススティール
・ストラップ:表面にラバーコーティングを施した、ブラウンもしくはグリーンのレザーストラップ。替えストラップとしてブラックレザーストラップを付属。
・ムーブメント:自動巻き EDOX キャリバー80
・駆動時間:パワーリザーブ38時間
・風防:ドーム型サファイアクリスタル
・防水性能:300m/30気圧
・販売数:各600本限定

Gallery【画像】「スカイダイバー オートマティック リミテッドエディション」を見る(9枚)

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