ヒマラヤで鍛えたバイクの気になる実力「クラシカルなアドベンチャーマシン」は使い勝手も極上です
アドベンチャーマシンとしては良好な足つき性
ロイヤルエンフィールドはイギリスで創立され、1901年に初代モデルをリリースした最古のバイクブランドとして知られる。現在はインドを拠点とするブランドへと生まれ変わり、幅広いモデルをラインナップしているが、なかでも人気はアドベンチャーモデルの「ヒマラヤ(Himalayan)」だ。
オフロードツーリングにも対応した「ヒマラヤ」は、ロイヤルエンフィールドが数十年にわたってヒマラヤ山脈や困難な地形でテスト走行を実施。その経験がフィードバックされた秀作である。
その特徴について、ロイヤルエンフィールドの広報担当者は次のように語る。
「『ヒマラヤ』は舗装された路面だけでなく、砂利道、山道、雪道などでも能力を発揮する多目的なアドベンチャーツアラーです。ルックスはシンプルかつクラシカルで、ロイヤルエンフィールドの特徴を表現しています。また、シート高が低くて足つき性がいいので、誰でも簡単に乗りこなせるのが特色です」
一般的にアドベンチャーバイクは大柄で、体格が小柄なライダーでは足つき性に難があるケースも少なくない。しかし「ヒマラヤ」は411ccの単気筒エンジンを搭載していることもあって車体がスリムで、シート高も800mmと低くおさえられている。
こうした特性から、2016年の上陸以来、日本ではエントリーユーザーや女性ライダーから高い支持を獲得。とくに最近は女性ユーザーが増加傾向にあるという。
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