VAGUE(ヴァーグ)

独創の4カウンタークロノを携えた「エベラール」新コレクション

4つのカウンターが横一線! 世界に類を見ないユニークなクロノグラフ

 エベラールの名を聞いて、多くの時計ファンが頭に思い浮かべるのがこの“クロノ4”ではないだろうか。

 一般的にクロノグラフといえば、12時・3時・6時・9時のいずれかの位置に、2ないし3つのサブダイアルを備えた時計をイメージする。

 しかしエベラールは、これらすべてのダイアルを「より論理的かつ直感的に読み取る」という機能を模索し、4つのサブダイアルを大胆にも横一列にレイアウトした初代“クロノ4”を2001年に発表。

 世界に類を見ないユニークな機構を備えた時計は、またたく間に世界中の時計愛好家の心をつかみ、これによって、エベラールは革新的な高級時計メゾンとしての地位を確固なものとすることになった。

 その後“クロノ4”はさらなる進化を遂げ、2005年にはトノー型ケースにサブダイアルを縦一列に並べた「テメラリオ」を、2010年には46mmの大ぶりなケースに200mの防水性能を備えた野性味溢れる「ジェアン」を発表。唯一無二の機構を生かした魅力的なコレクションを世に送り出してきた。

スポーティなラバーストラップにはブランドエンブレムをプリント
スポーティなラバーストラップにはブランドエンブレムをプリント

●主張を抑えたシンプルなデザインの中に漂う上質感とエレガンス

 さて、今回紹介する「21-42」は、エポックメイキングなクロノ4の誕生20周年という節目の年に登場する新コレクション。

 サブダイアルが一直線上に並ぶユニークさもあり、ここ数年どちらかといえばクール、あるいはデコラティブで主張の強いデザインが多かった“クロノ4”。しかし、今回登場の「21-42」は、モノトーンをベースとした控えめな色使いで、バータイプのインデックスも極めてシンプルだ。

 ミニマムなデザインは、節目の年を迎えた新コレクションとしては少々おとなしく感じる人もいるかもしれないが、清潔感のあるモダンなデザインは現代的な感性にはふさわしい。初代“クロノ4”への原点回帰として考えることもできそうだ。

 バリエーションは5つで、このうち「31073 CN.05」「31073 CN.02」「31073 CN.04」はクル・ド・パリ装飾を施したダイアルにセラミック製のタキメーターベゼルを合わせた、洒脱ながらもスポーティなモデル。

 一方「31073.13」「31073.12」は、サテン仕上げのケースにダイアルのソレイユ仕上げが美しく映えてエレガント。一見シンプルなデザインのなかに忍ばせた、手仕上げならではの高い質感が、持つ人の印象をワンランクアップさせてくれるだろう。

 また、爽やかなブルーダイアルや、快適な装着感を楽しめるブラックラバーストラップといったバリエーション、暗所での視認性を確保する蓄光素材使いなど、実用性の高さも好印象。華美でなく洗練されたものを好む日本人の感性にも響きそうだ。

●製品仕様
・価格:95万7000円から109万1200円円(消費税込)
・ケース径:42mm
・ケース:サテン仕上げのステンレススティールケース
・ガラス:フラット型サファイアクリスタル(反射防止加工)
・裏蓋:21-42 ロゴ装飾付きサンドブラスト仕上げ、8つのねじ留め式裏蓋
・ムーブメント:キャリバー EB.251 12 1/2- ETA2894-2 ベース
・防水性能:50m

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